マルチツール(和製英語です、MULTI TOOL:モゥティツールが正しいが,以下一般的に使用されているマルチツールとします)の代表格が ナイフタイプでは ビクトリーノックス スイスアーミーナイフ(SAK)、プライヤータイプではレザーマン です。
今回はレザーマン(Leatherman)のミリタリー(軍事)用プライヤータイプマルチツールについて
①特殊ツールの説明、②OHTとSUPER TOOL 300 EODの比較・雑感、③レザーマンツールの一般的なメンテナンス・マニュアルの紹介 です。
私はハンドツールも趣味なのでミリタリー用の特殊ツールについて調べて見ました。
ミリタリー用マルチツール
レザーマン ミリタリー用
レザーマンがミリタリーユーザー用としている プライヤータイプのマルチツールは現時点(2020年9月)で5種類有ります。
ミリタリー用なので銃・爆薬に関係する特殊なツールが装備されています、
何れも「FULL-SIZE」で「HEAVY-DUTY」に分類される物でブラック塗装が主です。
各ツールのユーザーマニュアルは 購入時付属していますが 下記よりpdfファイルでダウンロード出来ます。
LEATHERMAN—HOME— SHOP—「MILITARY USER GUIDE」 (MUT ,MUT EOD,SUPER TOOL 300 EOD,OHT。S.T.300Mは2020年新製品のため記載なし)
LEATHERMAN—HOME—SHOP—BY ACTIVITY—Serve より
https://www.leatherman.com/serve
(画像はLeathermanのホームページより)
以下 主要スペックを紹介します。
SUPER TOOL 300M ($109.95 2020年新製品)
SUPER TOOL 300ベース
・重量:280.3g
・収納長さ:11.5cm
・18ツール
・ナイフブレード長 :8.1cm
・ナイフブレード材 :420HC
・特殊ツール:カーボンスクレーパ・プライツール・ブラシアダプター
・シース :XLサイズ
・標準プライヤでビットドライバーも有り かつココヨーテ色も有り標準のSUPER TOOL 300より使い勝手が良いのでは と思います
SUPER TOOL 300 EOD ($99.95)
EOD :Explosive Ordnance Disposal : 爆発物処理
SUPER TOOL 300ベース
・重量:272.2g
・収納長さ:11.5cm
・19ツール
・ナイフブレード長:8.1cm
・ナイフブレード材 :420HC
・特殊ツール:キャップクリンパー(MILスペック)・C4パンチ・電線用カッター・交換可能Tシャンクメタルソー・ブラシアダプター
・シース :XLサイズ
OHT ($89.95)
OHT :One Hand Tool : 全て片手で操作できるツール
・重量:280.6g
・収納長さ:11.5cm
・16ツール
・ナイフブレード長 :6.0cm
・ナイフブレード材 : 420HC
・特殊ツール:酸素タンクレンチ・ブラシアダプター
・シース : Lサイズ
・全て片手で操作可能・スライドアウトでスプリング式標準プライヤー・ストラップカッター付きで汎用性高い・色もコヨーテ、シルバーも有りガジェット好き向け
MUT EOD ($169.95)
MUT :Military Utility Tool 軍用多目的ツール
EOD :Explosive Ordnance Disposal : 爆発物処理
・重量:317.5g
・収納長さ:12.7cm
・15ツール
・ナイフブレード長 :7.6cm
・ナイフブレード材 : 420HC
・特殊ツール:キャップクリンパー(MILスペック)・C4パンチ・銃のボルトオーバーライドツール・ブロンズ製カーボンスクレーパー・電線用カッター・ブラシアダプター・大型ビットドライバー・フトントサイト調整ツール(付属)・ハンマー
・シース :XLサイズ
・爆発物処理、銃に対応、ミリタリー用ならこれです。→ミリタリーマニアなら所有する価値有り。
MUT EODの各ツールの使用方法が分かる動画:Leatherman MUT EOD Multi-Tool Product Video
https://www.youtube.com/watch?v=k3130RHYtEM
MUT ($159.95)
MUT :Military Utility Tool 軍用多目的ツール
・重量:317.5g
・収納長さ:12.7cm
・16ツール
・ナイフブレード長 :7.6cm
・ナイフブレード材 : 420HC
・特殊ツール:銃分解用パンチ・銃のボルトオーバーライドツール・ブロンズ製カーボンスクレーパー・ブラシアダプター・大型ビットドライバー・フトントサイト調整ツール(付属)・ハンマー
・シース:XLサイズ
・銃に重点をおいている、シルバー色も有り 標準カッターでMUT EODより汎用性高い
キャップクリンパー・C4パンチ
ミリタリー用ツールの内 キャップクリンパー(CAP CRIMPER) 、C4パンチ(C4-PUNCH) この二つが 何に対してどのように使っているか 分からないツールなので 調べて見ました。
SUPER TOOL 300 EOD
・キャップクリンパー
最小圧着(かしめ)径=4.35mm
・C4パンチ
パンチ径=Φ6.35mm
C4とは粘土状で信頼性、安全性が高い軍事用のプラスチック爆薬。
米国防省(US DEPT.OF DEFENSE) の PHOTO GALLERYより
説明文は 『突破破壊訓練(breaching and demolition training)のため非電気式雷管(non-electrical blasting cap)に導火線(fuse)を挿入して圧着(crimp)』となっています。
cap とは non-electrical blasting cap 非電気式雷管のこと、 crimp とは 圧着(かしめ)のこと。
『導火線を雷管に挿入して圧着する作業』を行うツールがキャップクリンパー(Cap Crimper)です。
尚 電気式雷管の場合は電線が雷管に事前に取り付けられ絶縁樹脂で固定されています。
この作業の専用ツールに『M2 Blasting Cap Crimper』が有ります、画像もおそらくこのツールと思います。(このツール 現在はいろいろなバリエーションが有ります)。
この専用ツールの機能をマルチツールに取り込んだのがレザーマンのSUPER TOOL 300 EODやMUT EODです。
現在は 電気式雷管が一般的なので出番は少ないのでは と思います。
尚 EOD仕様のプライヤーのカッター部は導火線、電線切断用(電工プライヤー(ラジペン)仕様)になっています。
C4パンチについて
粘土状のC4爆薬に雷管を埋め込むためのパンチ(穴開け器)、雷管の外径がΦ6.5mm程度、C4パンチの外径がΦ6.35mmと少し小さくなっているのは 爆薬が粘土状のためと考えられます。
このC4パンチ その他の使用用途として 海外サイトで紹介されているのは 「ライフル銃で実弾、薬莢が詰まった時 これらを取り出すため(MUTのボルトオーバーライドツールと同様な使い方)」、「自動車のウインドーガラス割り(1回使ったら先がつぶれるかも?一応交換可能です)」、「地面に穴開け」、「スプレー缶のガス抜き」です。
参考)導爆線(detonating cord)を使ってドアを破壊し突入(door breaching)する訓練の動画です、
USA MILITARY CHANNEL : 「プリマコード(導爆線)でドアブリーチング陸上自衛隊&米海兵隊-アイアンフィスト2018」
https://www.youtube.com/watch?v=sX6oTgX1oZo
この動画のなかで ・(黒色)導火線を切断、・(赤色)導爆線を切断、何れもBlasting Cap Crimperを使用しているようです、マルチツールも写っていますが使っていません(残念)、
(白色)導火線をフューズライター(fuse lighter,導火線点火具)に挿入する映像も有ります。
注)導爆線とは爆轟を使えるためのロープ状の火口品で芯薬は爆薬(導火線は芯薬は黒色火薬)で 産業用としては鉱山、採石、建設、解体工事に使用されています。
尚 プリマコード(PRIMACORD)、プリマライン(PRIMALINE)は ダイナ・ノゥベール社(DYNO-NOBEL)の導爆線の商標です。
指向性爆薬として 産業用に解体に使っても、軍事用ならドア や壁の破壊用となります。
参考) 露天掘りでの発破動画 :凄い迫力 一見の価値有: 『Dyno Nobel Blast 25』
ダイナマイトは国内生産中止
ミリタリーに関係するツールとは関係有りません 私の「ダイナマイトの思い出」、
今から50年以上前 私が小学生の時(1960年代)親戚が採石をやっていて 親父と一緒に採石場に見学に行った時のことです。
採石場の隅にコンクリート製の頑丈な小さな倉庫が有って 親戚の叔父さんに「これ何?」と聞いたら 「火薬庫」 とのこと、
「ダイナマイトが爆発したら 大変なことになるよね」 と言ったら、叔父さん 曰く 「ダイナマイトは焚き火に入れても爆発しないよ」
これを聞いて 非常に驚いた記憶が有ります(だから今でも覚えています)、
それまでは ダイナマイトは『2B弾(花火の一種で当時悪ガキがこれで遊んでいた)』を超強力にした物と思っていましたので(小学生ですから)。
『導火線の先に雷管というものが付いていて かつ雷管はダイナマイトに挿入されていて 導火線の火が雷管が爆発させて これによってダイナマイトが爆発すること』 をその時に知りました。
そのあと 「ダイナマイト見たい」 と叔父さんにお願いしたら 当然ですが 「ダメ」 と言われました。
ちなみに 日本火薬工業会によれば 現在国内の産業用爆薬の品種別生産比率は 硝安油剤(ANFO)爆薬が約80%、含水爆薬が約18%、ダイナマイト・他が約2%。
硝安油剤(ANFO)爆薬は主成分が硝酸アンモニウムで、他の爆薬(ダイナマイト等)より衝撃、摩擦に対する安全性が高いので普及している。
(2020年8月4日に発生したレバノンの大爆発は2750tの硝酸アンモニウムが原因ですが?)
このため 国内でのダイナマイトの生産は2016年3月で中止されています。
OHTとSUPER TOOL 300 EODの紹介と雑感
OHTとSUPER TOOL 300 EODの比較
左がSUPER TOOL 300 EOD(以下ST300EODとします)、右がOHT、ほとんど同じ大きさです。
上がST300EOD 実測重量は281g、下がOHTで実測重量は269g。全長は同じ、幅はOHTが少し大きい(最大部で41mm)。
OHTは一見樹脂カバーに見えますがステンレス材にセラコート(CERACOTE)塗装をしています。
この状態だと 上のST300EODの方がフラット面が多くて握りやすいです、厚さはST300EODが19.2mm、OHTが20mm、有ります。
レザーマンのスペック表には重量、収納長さを表示されていますが なぜか厚さを表示していない。
KEIBA(マルト長谷川工作所)のラジオペンチ(ラジペン、ロングノーズプライヤ):FCC306:全長164mm(150mmサイズ) 厚さ10mm 重さ142gと比較、
200mmサイズのラジペンやペンチも普通に使われており 特にバカデカイわけでは有りませんが 厚さが20mm程有るため持った時にデカク感じる。
各ツールを収納した状態の長さは通常のラジペン(150mmサイズ)より短くプライヤータイプマルチツールの最大のメリット。
プライヤー部ラジオペンチ仕様(電工プライヤー)ですが S.T.300EOD(真ん中)の方がOHT(左側)より細いですが通常のラジペン(右側)よりは太い
両ツールとも取替え式のカッター(材質は154CM)が装着されていますが 種類(カッター形状)が異なります。
また 摩耗・チップした時のため取替え用のカッターキットが別売されています(T-8トルクスレンチ+スクリューも付属して$10.5)。
S.T.300EOD は電線・導火線用カッター(EOD専用カッター)。
OHTはワイヤーカッターで根元側はハードワイヤカッター(標準仕様)となっています。
ただ取替え式のため カッターのすり合せ精度はラジペンやニッパーのようにカッター部が一体になっている日本製の物よりは劣ります。
プライヤーの重要な要素に開口部の幅が有ります。
左側がS.T.300EOD、右側がラジペン(150mmサイズ)。
マルチツールのプラス・マイナスのドライバーについて
精度が高くないので ネジがなめると後々困る物には使わない方が良いです。
シースについて
収納時はほぼ同じサイズですがシースは異なります。
S.T.300EODはXLサイズですがOHTはLサイズです。
XLサイズの方が作りがHEAVY-DUTYでビット等の収納部も大きいです。
FULL-SIZEのレザーマンには「XLサイズ」をオススメします。
モーリーシステム(MOLLE SYSTEM)対応です。
OHTの各ツール
OHTはハンドル部を開かなくてもツールを出すことが可能。
ツールの絵がハンドルスケール部に刻印されていて分かりやすい。
OHTの最大の特徴はプライヤーが「スライドアウト」することです
ロックを90°時計回りに回すとスライド可能
両側のボタンを押しながらプライヤー部を上に向ければハンドルが重力で下がりプライヤーが出てきます。
プライヤーを収納する際は両側のボタンを押しながらプライヤー部を下に向ければ収納されます、最後にロックを反時計回りに90°回してロック。
プライヤーは標準プライヤー、先端部はラジオペンチ仕様でスプリングで開きます、
取替式ワイヤカッター、根元部はハードワイヤーカッター、材質はナイフ材で有名な154CM。
各ツールの配置はハンドルスケール側、ツールサイズはフルサイズ マルチツールとしては小さい(構造上仕方無い)。
ピボット部は「トルクス」スクリューを裏表に使用、T-10はホール付きです。
ピボット部の動きを調整でき、完全に分解しクリーニングすることも可能です。
各ツールのロック方式はライナーロックです ライナー厚1mm程度で幅4mm程度とSuperTool300のロックバック方式に比べ弱いです。
「しるし部」を押してロックを外して収納。
全てのツールにはホールまたはニックが付いていて片手で開くようになっています。
・モーリーシステム対応のナイロンシースはなぜか「XLサイズ」では無く「Lサイズ」品を使用(上述)
SUPER TOOL 300 EODの各ツール
S.T.300EOD は ハンドル部を開かないとツールを出すことは出来ません。
ツールはハンドル部末端側2カ所で全てロックバック機構でロックされる。
ツールを引き起こす爪が有り簡単に起こせてロックすることが出来ますが、同時に複数のツールが起きる時が有ります。
C4パンチ($5)はネジ式で交換可能、缶切/栓抜きの根元にワイヤ ストリッパーが有ります。
かしめピンで固定しているため分解は出来ませんがクリーニングし易い構造です。
Tシャンンク メタルソー($3)の交換方法
このような形にすればハンドル部に突起が無いので握り易い。
但しハンドル部を開いてツールを取り出してロックしハンドル部を閉じる必要有り。
ピボット部はピンをカシメています 剛性有ります。ピボットピン部はカム構造となっています。
ロック機構は各ツールの根元の回転部にミゾ(凹)が有り その部分とハンドル部の両側のミゾ(凹)にロックボタンがはまりロックされる(ロックバック)。
スーパーツール300の構造については設計的な古さを感じますが
このロックバック構造は剛性が有り信頼性が高い。
私はジジイでexperienced engineer なので OHTより Super Tool 300 EODの方が好きです。
ナイフ部の比較
SPYDERCO PARAMILITARY 2 ($150、ブレード材=S30V) と比較、
S.T.300EODのナイフ位置は細かい作業がやりにくい、ダルコのパラ2と比べればレザーマンはお買い得かも?。
S.T.300EODのナイフで細かい作業する時はこの形にする。
参考)ナイフのブレード&エッジ ジオメトリについては 私のブログ参照:
https://e-wana.com/2018/10/08/post-1349/
S.T.300EOD:コンボエッジ+ハローグラインド(hollow grind)+セカンダリーベベル付き(プレーンエッジ部)
ブレード長=81mm 厚さ=2.4mm 材質=420HC
ナイフのロック機構はロックバックで信頼瀬が高い。
OHT:プレインエッジ+ハローグラインド(hollow grind)+セカンダリーベベル付き
ブレード長=60mm 厚さ=2.4mm 材質=420HC
ナイフのロック機構はライナーロック。
OHT:セレイテッドエッジ
ブレード長=60mm 厚さ=2.4mm 材質=420HC
ナイフのロック機構はライナーロック。
ナイフ材の420HCは中級クラス材です。
OHTのナイフはハンドル部対して小ぶりですがプレインエッジナイフとセレイテッドエッジナイフが分かれているのが良い。
両方のナイフのプレインエッジ部の刃先角は32°とレザーマンは公表しています、プロトラクターで実測してみました30~32°です。
両方ともセカンダリーベベル幅が左右で少し異なります(左右のグラインドが少しズレている)、ロボットで刃付けしているので多少のバラツキは仕方無いです。
工場出し状態の研ぎは普通です 研ぎ直す必要は有りませんが ストロップして使っています。
参考)ナイフのストロップについては私のブログを参照:
https://e-wana.com/2019/01/12/post-1664/
プレインエッジナイフを研ぐ時は レザーマン推奨の研ぎ角は16°です。
LEATHERMAN—HOME—SUPPORT—Maintenance Tips 「BLADE SHARPENING」
https://www.leatherman.com/CustomerService-Maintenance.html
レザーマンのメンテナンス
参考にレザーマンのメンテナンス方法を紹介します。
LEATHERMAN—HOME—SUPPORT—Maintenance Tips 「CLEANING / LUBRICATION / RUST & CORROSION PREVENTION」より
https://www.leatherman.com/CustomerService-Maintenance.html
・クリーニングは低粘度オイル WD40、CRC363 を使用 (ピボット・接続部の水分の排出のため)
・バフは磨きクロスや軟らかい毛ブラシを使用
・ピボット部、摩耗部位には テフロン(PTFE)ベースの潤滑油を使用
・ゴミ・汚れが付着 蓄積した場合は中性洗剤を使って洗浄する(注:この時 スポンジ、歯ブラシの使用をオススメ)
・タール類を除去するにはテレピン油またはミネラルスピリットを使用
・プラスチック部にダメージを与える アセトンやブレーキクリーナーは使用しないこと
・メンテ不足で腐食が発生した場合 中性洗剤で洗い 水ですすぎ 乾かして 潤滑油を使用
・海水で使用した場合 水で洗い流して乾かしてから潤滑油を使用
各ツールのユーザーマニュアル
各ツールのユーザーマニュアルはLEATHERMANのHOMEページよりpdfファイルでダウンロード出来ます、日本語を含め12カ国語で記載。
尚 製品毎では無く製品グループ毎のマニュアルになっています。
(2020年9月時点)
・MILITARY USER GUIDE:https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dw48372c65/userGuides/UG_Military.pdf
・HEAVY-DUTY TOOL USER GUIDE:https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dw8f6f2c2f/userGuides/UG_HeavyDuty.pdf
・FULL-SIZE TOOL USER GUIDE:https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dwa6ae6da3/userGuides/UG_FullSize.pdf
・POCKET-SIZE TOOL USER GUIDE:https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dw5a6f1025/userGuides/UG_PocketSize.pdf
・EMERGENCY USER GUIDE:https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dw7d31bc3e/userGuides/UG_Emergency.pdf
・KEYCHAIN TOOL USER GUIDE: https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dwf221b4e1/userGuides/UG_Keychain.pdf
・TREAD USER GUIDE:https://www.leatherman.com/on/demandware.static/-/Sites-master/default/dw23e233f1/userGuides/TreadUG0715.pdf
・アクセサリ(交換用カッター等)・シースについては pdfファイル無し 下記フォルダー参照
LEATHERMAN—HOME—SHOP—ACCESSORY—ALL-ACCESSORIES:https://www.leatherman.com/accessories
当初は日本製
レザーマン 現在はアメリカ製ですが かつて 日本の三星刃物(株)で製造していました。
この経緯でレザーマンツールジャパンが設立。
LEATERMAN TOOL JAPAN の ホームページ — 「レザーマンツールジャパンとは」
https://www.leatherman-japan.com/ltj/
LEATERMAN TOOL JAPAN の ホームページ
:https://www.leatherman-japan.com/
国内で購入した場合 日本正規品のみ25年保証が受けられます。日本正規品には下記マークがレーザー刻印されています。
並行輸入品、個人輸入品は国内で25年保証を受けられないので注意して下さい。
今回紹介した2本のマルチツールは日本正規品です。
(個人輸入したレザーマンも持っています 別途紹介します)
日本語カタログ–-『レザーマン PROFESSIONAL TOOL GUIDE』
:https://www.leatherman-japan.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/catalog_2020.pdf#view=FitH
小型の工具箱
最後に
このレザーマンのミリタリー用マルチツールはプロ用(自衛隊、発破技士、サバイバリスト)ですが、ミリタリーマニア、サバゲーマー、ハンドツールマニア(私)の方にも十分所有欲を満たしてくれるツールでオススメ出来ます。
もちろん一般的な作業やアウトドアユースでも使えますが重いのと厚さがネックです。
私の場合 これらのミリタリー用マルチツール は『小型の工具箱』として使っています、
自宅でちょっとした修理、調整時(高価な物以外)とかに わざわざ 『くそ重い工具箱(私の場合)』を取り出す代わりに使用 このため自分の「杖の片隅」に置いています。
また渓流釣り、キャンプ、ハンティングの際 「車の中」に置いています、身につけて持って行くことは有りません 何か有った時に車まで戻って使います。
この手のマルチツール 「操作して形が変化する」し 見るからに「非日常感」・「HEAVY-DUTYな形状」・「重量感」が 男心をくすぐります、意味も無く操作して 眺めているだけで楽しいですヨ!(私だけかも?)。
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