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【超基本】PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃)の『取扱い・メカニズム・パワー特性・銃のタイプ』:初心者向け

【超基本】PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃)の『取扱い・メカニズム・パワー特性・銃のタイプ』:初心者向け

今回は「PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃)の『超基本』について」 です、

初心者(ビギナー)向けに エアライフルの取扱い・構造・メカニズム・パワー特性・銃のスタイル 等 最低限 知っておくべき基本的な内容をまとめました。

 

 

尚 エアライフルで獲物に致命弾を与え獲るためには ①エアライフル ②スコープ ③ペレット(空気銃弾)④エア充填装置 ⑤弾道計算ソフト ⑥距離測定 ⑦射撃技術 ⑧猟場(獲物) について

の知識、技術、使いこなせないと うまくいきません。

 

 

私の所持している エアアームズS510,FXクラウンを事例に使用しています また カタカナ用語は国内で一般的な呼び方にしています、
例)ウォルサー⇒ ワルサー 等々。

 

 

 

 

 

 

絶対に知っておくこと

 

 

 

PCPエアーライフルはライフル銃や散弾銃の装薬銃とは異なり『銃本体にペレット(空気銃弾)を発射するためのエネルギー(高圧エアー)を持っています』

 

 

3000psi(207bar)で80cu.i(1311cc)のエアータンクは1.3百万ft・lbsのエネルギー、

これは100tのジーゼル機関車を線路から持ち上げるには十分なエネルギーです。

(引用:「Basic Air System of Modern Scuba Airgun」の pdfより)

 

つまりエアーを充填した(タンク容量=180~480cc)一般的な

『PCPエアーライフルは手榴弾と同等なエネルギーを持っている』ということです。

 

⇒ このことを常に意識してエアライフルを取り扱う

 

 

PCPエアーライフルは銃本体だけを見れば装薬銃より危険です、ただ 空気銃弾1発当りの運動エネルギーはライフル銃弾の数十分の1しか有りません。

このためリコイル(反動)もライフル銃に比べ少ない。

 

 

 

PCPエアーライフルは バレル(銃身)、トリガー(引き金)機構、等は装薬銃と類似機構(部品強度は全く異なる)です、

一方『ポペットバルブ式の高圧エアー機器』でも有ります、

 

 

装薬銃の知識だけでは エアーライフルのチューニング・メンテナンス(保守維持管理)は出来ません、

エアーライフルについて詳しい銃砲店が非常に少ないのはこのため。

 

 

 

 

 

 

 

取扱い注意点

 

 

 

 

 

FX Airguns の取扱説明書+私見です。

 

 

・銃を入手したら最初に行うこと:

銃購入店で取扱いを確認する、
取扱い説明書を一読する、
セイフティ(安全装置)の確認、
コッキング(射撃可能状態にすること)&デコッキング(射撃可能状態を解除する)方法の確認、
ペレット(空気弾)のマガジン(弾倉)への装填方法の確認、
マガジンを銃に装填する方法 取り外す方法の確認、
空撃ち(ドライファイヤ・エンプティショット)する際は残存エアーが有ることを確認、
エアーの充填方法の確認。
尚 セイフティの無い銃、デコッキング出来ない銃も有ります。

 

 

 

 

・自分の住居地の「銃・狩猟の法令遵守」すること
  

 

・銃の使用にあたっては自分自身に責任があります

 

・空気が充填されている状態で銃を分解してはならない⇒初心者は分解すべきでない

 

・銃の残存エアー圧(レギュレータ圧)がゼロの状態で発射してはならない

 

・銃を人に向けてはならない

 

・ペレット(マガジン)を銃に装填していなくても それを装填しているもの として銃を扱うこと

 

・銃口の向きは たとえつまずいたとしても常に自分のコントロール下にあること

 

・ターゲットとその背後に何があるか(バックストップ) 常に確認して発射すること

 

・ペレット(マガジン)を装填した銃から離れないこと

 

・跳弾しやすいターゲットは注意すること

 

・銃の操作は常に注意すること

 

・銃には通常の空気以外のものを充填しないこと

 

・レギュレータ付の場合エアーシリンダー(ボトル)圧が、レギュレータ圧のセット以下になったら発射しないこと

 

・セイフティ(安全装置)は常に安全側にしておく 射撃直前・デコック時のみに解除する

 

・セイフティ(安全装置)は振動・衝撃で解除される場合がある、過度に信頼してはいけない

 

・射撃の準備ができるまで、トリガー(引き金)に指を掛けない

 

・射撃の時はアルコールや薬を飲まない

 

銃のメカニズムを知る

 

・エアライフルは精密機械です、 『【割れ物】扱い』 すること。

 

 

 

 

 

 

 

 

構えの練習は必要

 

 

 

いきなり射撃場に行く前に 上記を理解した上 銃の取扱い、構え方の練習をすること。
→自宅の場合はカーテンをして外から見えない状態で行って下さい。

 

 

構えには3種類有ります

・スタンディング(立射:リッシャ):立って射撃

・ニーリング(膝射:シッシャ):座って射撃

・プローン(伏射:フクシャ):寝て射撃

 

構えた銃が地面から離れるほど銃の揺れは大きくなり目標に中り(アタリ)にくくなります、

この本の5章「射撃術」を一読することをオススメします。

 

 

 

また 銃のバレル中心とスコープの光軸中心は50mm前後 離れているため 銃を傾けると 目標に中たりません

このため 銃を傾けるクセが付かないように水準器(水平器)を銃に装着して 構える練習をすることを オススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

メンテナンス・保管

 

 

 

 

・中たらなくなったらバレルのクリーニングが必要、エアライフルメーカはクリーリングペレット、プルスルー法を推奨しています
参考)私のブログ:【バレル(銃身)クリーニング方法:プルスルー・クリーニングペレット

 

・エアライフルは水分が大敵
銃が濡れている場合は必ず水分を拭き取って保管、バレル内に水分が入った時は軽くシリコンスプレーを吹きかけたクリーニングペレットを発射しておく

・エアライフルの保管の際は
ガンロッカーに除湿剤を必ず入れること、
銃にはエアーを充填しておくこと、レギュレータ付銃はレギュレータ圧より高い圧力とすること

 

・時々各ボルトを増し締めする ストックボルト、スコープマウント、バレルクランプ
参考)私のブログ:【【エアアームスS510のメンテナンス】」: ボルトの増し締め・バレル清掃

 

・エアライフルのメンテナンスに使うオイルはOリングに影響の無いシリコン系ものを使用する
参考)私のブログ:【プリチャージ空気銃【メンテナンスの注意点】」:Oリングの材質と硬さ

 

・エアライフルにはOリングを多用しています、Oリングはニトリルゴム(NBR)製がほとんどで消耗品です、
このため定期的(一般的には3年程度)なメンテナンス(交換)が必要です ⇒ 銃砲店に依頼する

 

 

 

 

 

 

 

速度・重さ・エネルギーの単位

 

 

 

 

銃の世界では メートル法では無く「ヤード・ポンド法」が主流です。

 

Ⅰ.長さ

 

1ヤード(=3フィート)=0.9144m=91.44cm
1フィート(=12インチ)=0.3048m=30.48cm
1インチ=2.54cm=25.4mm

⇒ 口径 : .177=4.5mm、.20=5.0mm、.22=5.5mm、.25=6.35mm、.30=7.62mm
     : 口径(ミリ)=25.4mm×口径(インチ)、国内で許可されている口径はこの5種類

 弾速(ペレットの秒速) : fps(フィート/秒)
: mps(m/秒)=0.3048✕fps(フィート/秒) 

 

 

Ⅱ.重さ

 

1パウンド(lbs=16オンス=7000グレーン)=453.592g
1オンス=28.3495g
1グレーン(gr)=0.0648g
グレーン=gr と グラム=g を間違わないこと

⇒ ペレット(空気銃弾)の重量: 例)JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr (=1.03g)

 

 

.運動エネルギー(出力)

 

   ペレット(空気銃弾)の運動エネルギ-(ft・lbs:フート・パウンド)=1/2✕ペレット重量✕弾速✕弾速 
    運動エネルギー:ジュール(J)=1.356✕フート・パウンド(ft・lbs)

     計算式 : ft・lbs=弾速(fps)✕弾速(fps)✕ペレット重量(gr)/450240

⇒ 例) AirArms S510(5.5mm) : マズルエネルギー(ft・lbs)=955(fps)✕955(fps)✕15.89(gr)/450240= 32.2ft・lbs ( =43.7J  )

 

 

 

 

 

 

PCPエアライフルとは

 

 

 

PCPの意味

 

 

Pre Charged Pneumatic Air Rifle (プリ チャージド ニューマチック エアーライフル)

 

『事前に(外部の機器から銃のタンクに)充填された高圧の空気を(小出しにして弾を発射する)銃』 のこと。

 

一般的には 「PCPエアーライフル」、「プリ(プレ)チャージ空気銃」、単に「PCP」 と呼ばれています。

 

 

 

 

最も重要な要素とは

 

 

 

何より【命中精度が最も重要】です。

パワーが他の銃より多少落ちても確実に獲物のバイタルゾーン(急所)に命中する精度があれば問題有りません、

PCPエアライフルは命中精度の高い物を選択することが重要です。

但し 止め刺しの使用が主なら 射撃距離は10m程度なので パワー重視で良いと思います(口径=7.62mmがオススメ)。

 

 

 

 

各部の名称

 

AirArms S510 の事例

 

 

 

 

 

スコープマウントレールは二種類有ります: ダブテール=11mmピカティニー=20mm
S510、CROWNは11mmダブテールですが CROWN PROは20mmピカティニーです。

 

 

マガジン(弾倉)は国内法規で5発まで ロータリー式が一般的。
構造的には 銃からの機構で割り出しするタイプ(S510)と
スプリングで回転する自己割り出しタイプ(CROWN)が有ります、
自己割り出しタイプのマガジンはペレットを装填しにくいです(ただ銃の構造は簡単になる)。

 

 

 

 

 

 

)尚 銃の全長は短い程取り回しが良いですが 国内法規で80cm以上(バットプレート除く)となっています。

 

 

 

 

 

 

構造・メカニズム

 

 

 

 

空気(エアー)の特性

 

 

・空気の圧力を上げると温度が上がる
→ハンドポンプでエアーライフルに空気を充填する(例:大気圧1bar→180bar)と充填された空気の温度が上がる、ハンドポンプの温度も上がります。

・空気の圧力を下げると温度が下がる
→レギュレータ付エアライフルで発射しコッキングすると銃のタンクからプリナム(2次室)に空気が入る その時プリナムの空気の温度は下がる(例:シリンダー(ボトル)圧180bar→レギュレータ圧120bar)、レギュレータの温度も下がります。

 

   同じ体積なら温度が上がると圧力が上がり、温度が下がると圧力が下がります。

つまり:  『温度の変化』でエアライフル内のエアシリンダー(ボトル)やプリナム(2次室:レギュレータ付の場合)の圧力が変わる⇒『弾速が変わる

 

PCPエアーライフルは温度(温度変化)に敏感】

 

 

 

 

 

 

圧力計が重要

 

 

 

エアライフルを使いこなすには空気圧の管理が重要ですが、一般的にはエアライフルに装着されている圧力計は不正確、応答性が悪いものが多いので注意が必要です。

(FX CROWNの圧力計)

スキューバ用タンクの圧力計、ハンドポンプの圧力計の方が信頼出来ます、このため 通常エアーの充填はこちらの圧力を目安にして下さい。

レギュレータ付エアライフルにはエアーシリンダー(ボトル)圧力計とレギュレータ圧力計が付いています(レギュレータ圧力計の付いていない銃も有ります)、

レギュレータ圧力計の方が精度の高いものが必要です。

この点のクレームが多いのか 最近 一部のエアライフルには精度向上した圧力計が装着されています。

 

 

 

 

レギュレータ無:メカニズム

 

 

S510を自分でメンテナンスするために分解

 

 

 

 

 

PCPエアライフルのメカニズムを分かりやすくするため 簡素に描いて見ました

 

このイラストは
コッキングした状態

 

コッキングとは:
サイドレバー(ボルト)を引くと プローブが後退 マガジンが割出 同時にハンマーを後退させる(ハンマースプリングが圧縮される)
それから サイドレバー(ボルト)を元に位置に戻すと ハンマーは後退したままで プローブが前進しペレットをバレルの中の発射位置に挿入し射撃可能状態となります。

 

 

デコッキングとは:
サイドレバー(ボルト)を引いた状態のままで プロープは後退した状態 (通常はマガジンを取り外す) トリガーを引く、 トリガーを引いたまま で サイドレバー(ボルト)を元に位置に戻すと、プローブは前進するが、 後退したハンマーが前進し通常の位置に戻る、 この状態でトリガーを引いても 発射しない。

 

 

 

発射のメカニズム:

・シリンダー内の高圧のエアーとファイヤーバルブスプリングによってファイヤーバルブは閉じている

・セイフティ(安全装置)を解除しトリガーを引くと

・ハンマーがハンマースプリングに押されて急前進

・ハンマーがファイヤバルブピン端面を叩く

・この瞬間、0.002秒程度 ファイヤバルブが開く

ファイヤバルブの構造は専門用語ではポペット式バルブと言います(エンジンの吸排気バルブと同じ)

・この僅かの時間の間に高圧のエアーがトランスファーポートを通ってバレル内に入る

・バレル内のブリーチ側はプローブとブリーチOリングで密閉しているため エアーはペレットの方向に流れてペレットを押し出す

・ペレットはバレル内のライフリングで回転を与えられながら加速してマズル(銃口)から発射される

 

 

 

 

)シリンダー(ボトル)の高圧エアーが無くなると ハンマーがファイヤーバルブを押して開いたままになるため この状態からエアーを充填しても入りません、
エアーを充填するにはコッキングしてハンマーを後退させファイヤーバルブを閉じる必要が有ります(エアーアームズS510の場合)。

 

 

 

 

 

レギュレータ付:メカニズム

 

 

レギュレーターとは

 

 

減圧装置のこと

シリンダー(ボトル)の圧力を80~150bar程度に減圧します、この圧力をレギュレーター圧とか(レギュレーター)セット圧と言います、

シリンダー(ボトル)圧がレギュレーター圧に落ちるまで安定した圧力を出力できる。尚 レギュレータは高い圧力を低い圧力にするだけで 低い圧力を高い圧力にはできません。

 

レギュレータ付きPCPエアライフルの

良い点

レギュレータ無しだと 弾速が安定しているのは15発前後ですが レギュレータ付きの場合は この数倍安定した弾速での射撃が可能です

 

悪い点

本来のレギュレーターの性能を発揮するには 多少のウォーミングアップ(射撃・空撃ち)が必要【初弾が安定しない】、故障のリスクが増える(特に空気中の水分により劣化)ことです。

⇒ スキューバ用タンクもしくは除湿機能付のハンドポンプでの充填がオススメ。

 

)レギュレータというべきでは無いと思いますが、『電子式のハンマー』で弾速を一定にコントロール(Mapped Compensation Technology)するエアライフルがDaystateから販売されています。

 

参考)私のブログ【レギュレータ付きPCPエアライフル 良い点・悪い点・注意点

 

 

 

 

 

メカニズム

 

 

 

PCPエアライフルのメカニズムを分かりやすくするため 簡素に描いて見ました

 

レギュレータ付エアライフルにはレギュレータで減圧されたエアが溜まっているプリナム(plenum:2次室)という空間が有ります。

 

このイラストは
コッキングした状態

 

発射のメカニズム:

注)レギュレータ無と異なる

プリナム内の減圧されたエアーとファイヤーバルブスプリングによってファイヤーバルブは閉じている

・セイフティ(安全装置)を解除しトリガーを引くと

・ハンマーがハンマースプリングに押されて急前進

・ハンマーがファイヤバルブピン端面を叩く

・この瞬間、0.002秒程度 ファイヤバルブが開く

・この僅かの時間の間に高圧のエアーがトランスファーポートを通ってバレル内に入る

・バレル内のブリーチ側はプローブとブリーチOリングで密閉しているため エアーはペレットの方向に流れてペレットを押し出す

・ペレットはバレル内のライフリングで回転を与えられながら加速してマズル(銃口)から発射される

発射とほぼ同時にシリンダーからの高圧のエアーがレギュレータで減圧されプリナム(二次室)に充填される。

 

 

 

 

 

バレル・シュラウド

 

 

 

シュラウドについて

エアライフルはバレル(銃身)はライフル銃とは異なり 一般的にはシュラウドというチューブ(パイプ)の中に入ってる二重構造となっています。

バレルライナー+バレルハウジング+シュラウドの三重構造や シュラウドが無くバレルとバレルハウジングの二重構造も有ります。

シュラウドの主目的はOリングを介してバレルを支えてバレルの剛性を上げる(肉厚の厚いバレルと同様にする)こと、副次的な効果として発射音が小さくなります、シュラウド径が大きい程バレルの剛性が上がり音も小さくなる傾向が有ります。

 

S510のバレル構造は下図の様になっています
(AirArms S510のパーツリストより)

 

一般的にはショラウドの長さに対しバレルは短くて マズル側が「単に空間になっている場合」や「バッフル(整流板)が入っている場合」が有ります。

この構造の目的はバレルから飛び出したペレットにエアーが後ろ側からキチント当るようにして弾道を安定させる(乱流を除去する)ためです。

(シュラウドとバレルがほぼ同じ長さ バッフルや空間の無いエアライフルも有ります)

 

バレルやマズルの出口部分のことを【クラウン】と言います、この部分は非常に重要で キズをつけてしまうと エアーが真っ直ぐ出ず ペレットの弾道が乱れますのでくれぐれもクラウン部をキズ付けない様にして下さい。

 

)消音が主目的のサイレンサー(消音器)を装着することは国内法規で禁止されています。

 

 

 

バレル(銃身)について

 

エアライフルの最重要部品です、「ペレットを加速し回転を与えながら真っ直ぐに発射」 加工精度が非常に重要です、 しかし どんなに高精度バレル(マッチグレードバレル)でも加工の公差幅があるので どうしてもペレットとの相性が有ります(同じペレットでも製造ロットによりヘッド径等が微妙に異なる)。

 

AirArms S510に装着されているワルサー(LW)バレル 12条のライフリングが見えます 、12本のミゾのスタンダード(コンベンショナル)ライフリングです。

FX CROWNの装着されているSTX(スムースツイストX)バレル 断面が5角形のライフリングです、5角の(ペンタゴナル)多角形(ポリゴン・ポリゴナル)ライフリングです。

 

 

 

 

フリーフローティングバレルについて

S510はエアーシリンダーとシュラウドはバレルクランプ(サポート)で固定されていますが、 フリーフローティングバレルと呼ばれるバレルが機関部だけに固定されているエアライフルが増えています この構造(軟構造のバレル)の方が命中精度が高いためです。しかし CROWN見てわかるように非常に「きゃしゃ」なので シュラウドをぶつけたり シュラウドに加重を掛けて運搬、保管は厳禁です。

 

 

 

 

 

 

 

エアーシリンダー・ボトル

 

 

 

 

エアライフルのエアタンク(リザーバー)の 容量について

口径が大きくなる程 またパワーが有る銃ほどエアー消費量が多くなります、このため大容量のエアタンク(リザーバー)が必要になります。

 

レギュレータ無しの場合は大きい方が良いですこれは弾速安定域(スイートスポット)が広がるからです。

レギュレータ付の場合は 大きい方が発射弾数は多いですが 1回に使用する弾数が少なければ小さなタンクで十分、その方が軽量化にもなる。

尚 ハンドポンプで充填する場合はタンク容量が小さい方が良い(充填し易い)です。

 

 

 

私の所持しているS510はシリンダータイプで288cc(カービンだと186cc)、 CROWNはボトルタイプで480ccです。(クラウンのボトルにはチェックバルブが内蔵されていて簡単に取り外しができます)

 

 

 

タンクの材質について

シリンダー(チューブ)タイプはスチール製、アルミ合金製、

ボトルタイプはアルミ合金製、「アルミ合金+カーボンファイバー強化(CFRP)製」 。

シリンダーの方が細長くでスッキリしていますが 容量はボトルに比べ少ない。

CFRP製ボトルが容量当りの重量が最も軽量 このため大容量化が可能で最近普及している。

 

現在 CFRPボトル300cc、480cc、580ccが販売されています(480ccが標準サイズ)、

このCFRPボトルは スタイルは別にしても 軽量、外径が大きく全長がシリンダータイプに比べ短いので 銃の重心がさらにグリップ側にくるのが良いです。

 

 

 

 

 

圧力と弾速の関係

 

 

 

1.レギュレータ無しエアライフルのシリンダー圧力と弾速のグラフ

私が所持している「エアアームズS510(5.5mm)の実測例」:
2種類(18.1gr、15.9gr)のペレット:縦軸=弾速、横軸=シリンダー圧力(発射弾数)

⇒ シリンダー(タンク)圧力と弾速は比例しません 弾速が高くて安定している領域の圧力域【スイートスポット】が有ります。

S510の場合は170bar付近です、
他のエアライフルも同様で一般的には150~180bar程度が安定領域です。
⇒ 安定して射撃できるのは10~20発程度

このような台形曲線になる理由は
・シリンダー圧力が高い⇒ファイヤバルブの開いている時間が短い⇒エアー量が少ない
・シリンダー圧力が低い⇒ファイヤバルブの開いている時間が長い⇒エアー量が多い

 

参考)私のブログ:【エアアームス【S510】の弾速をクローニーで測定

 

 

2.レギュレータ付エアライフルの弾速グラフ

上記のJSB 18.1gr(5.5mm)弾のグラフに弾速をイメージとして追記

(私のレギュレータ付のエアライフルは6.35mmのためイメージ図としました)

レギュレータ付エアライフルの特徴は最初の数弾の弾速は安定しませんが、その後はレギュレータのセット圧付近まで安定した弾速となり、レギュレータ無しエアライフルの数倍は撃てます

但し 一般的にはセット圧はレギュレータ無しエアライフルの安定圧力より低いため弾速は落ちます【パワーが落ちる】。

 

 

 

 

 

 

 

銃のスタイル

 

 

 

   エアライフルの口径は目的によって

   エアライフルのスタイルは自分の好きなもの選んで下さい

    ただ 重量、長さは重要ですので確認必要です

 

 

 

 

 

口径の選定

 

 

 

 

国内で使用できる口径は4.5mm、5.0mm、5.5mm、6.35mm、7.62mm の5種類です。

パワーは基本 口径が大きくなるほど大きくなります。 リコイル(反動)もエアライフルとは言え口径に比例して大きくなります。

 

以下 一般論です。

4.5mm : パワーは低いが高速弾で弾道が低く狙いやすい(ヘッドショットでカモ捕れます)、ペレットの種類が最も多い

5.0mm : 4.5mmと5.5mmの中間の性質、 但しエアライフル及びペレットの種類が非常に少ない

5.5mm : 鳥撃ちが主ならこれが一番実用性が高い、ペレットの種類も多い

6.35mm : 大型(キジ・カルガモ等)の鳥撃ち、止め刺し 小型の鳥にはオーバーパワー、ペレットの種類は多くはない

7.62mm : 止め刺し、カワウの駆除用 、キジ・カモ類にはオーバーパワー、ペレットの種類が非常に少ない

 

 

 

 

ライフル

 

 

 

一般的な形の銃がライフル(Rifleです

(画像はFXairgunsのホームページより「Dreamline」)

 

 

クラシック(トラディショナル)

この銃のストックの形状はいわゆる「モンテカルロ」タイプです、
その他にクラシック(アメリカン)タイプ、ジャーマンタイプも有ります。

 

S510 カービン (AirArmsのホームページより)

ライフルタイプより全長を短くした銃をカービン(カーバイン)と言います、
S510のライフルの全長は1110mm カービンは970mmとなっています。

カービンタイプは取り回しが良く命中精度も変りません(パワーは多少落ちる)。

 

 

 

モダン

モダンタイプと言えばサムホールグリップ

(STEYRのホームページより「Hunting 5 Auto」)

銃のスタイルには こだわりの無い私ですがSTEYRの銃はカッコイイと思います。
(ただシュラウド付いてないので爆音です)

 

 

(FX CROWN)

 

 

 

 

タクティカル

ピストルグリップとストックの形状

 

 

 

 

 

 

ブルパップ

 

 

 

(画像はFxairguns ホームページより「Dreamline」)

 

 

ブルパップ(Bullpupとは弾丸をバレルに挿入する機構がトリガーより後方にある構造の銃です。

 

 

このタイプの

良い点は

・バレルが同じ長さならライフルタイプより全長が短く取り回しが良い
・重心がグリップに近いため軽く感じる

 

悪い点は

・マガジンがグリップの後ろで装着しにくい
・構造が複雑でライフルタイプより重くなる
・バレル中心からスコープ光軸までの高さ(サイトハイト、スコープハイト)がライフルタイプより高い
・コッキングレバーが後ろのため操作しにくい(ライフルと同様な位置にある銃も有ります)
・トリガーのリンク機構が長いためトリガーフィーリングがライフルタイプより劣る(ライフルと同様な構造の銃も有ります)

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

長くなりましたが 書き切れていない事も多々有ります ご容赦を、今後追記していきます。

また 初心者向けにスコープについても書く予定です(何時になるかは?)

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Comments / Trackbacks

  • Comments ( 2 )
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  1. 大変勉強になります。ありがとうございました。

    まだ、マーチFのスコープのレチクルで悩んでいます。

    FML-1かFML-MB実際に見ることができないので困ります。

    • おのさん
       コメントありがとうございます、
      マーチFのスコープのレチクル FML-1かFML-MB 好きな方で決めて下さい、
      エアライフル本体と同様に自分の好きなものが一番です。

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