こんにちわ
hera-tanishiです。
猟師になるにはどうすれば良いのか どれくらいの期間ががかかるのか
初めて猟師になる方は、分からないことばかりでしょう。
「分からないことが多すぎて、まだ免許を取れてない」という人も少なくないのではないでしょうか。
何事も行き渡りばったりでは無く 事前に考え 先人の事例を参考に行動する方が効率が上がります。
そこで今回は
空気銃を個人輸入して猟を始めた私が、空気銃の所持までにかかる日数について実績を交えて紹介します。
ちなみに私の空気銃はエアアームスS510です。
空気銃で猟をするために必要なものは?
まずは空気銃猟をするために必要なものを把握しましょう。
必要なものは、以下の4つです。
①第二種銃猟(空気銃)狩猟者登録証
②第二種銃猟(空気銃)狩猟免状
③猟銃・空気銃所持許可証
④(銃所持初心者)講習修了証明書
そして③の所持許可証を取得するためには銃のシリアルNOが記入されている譲渡承諾書が必要【銃の購入の仮契約をし許可後に正式購入となる】。
銃所持許可と空気銃の所持までにかかる実績日数
私は空気銃を所持し、猟師になるにあたって、次のような目標を立てました。
・10月15日までに空気銃を取得すること。2016年度猟期開始(11月15日)までに銃の取り扱い、射撃練習をする。
そのため、以下のような日程で目標に向けて行動しています。
実績日程(初年度)
5月1日(日)(銃所持)初心者講習申請書作成 2日(月)地元の警察の生活安全課に夕方訪問したいことを連絡、銀行で県証紙を買う、病院で診断書もらう、夕方 警察を訪問し初心者講習申請し受理された その際猟銃等取り扱い読本をもらう 15日(日)狩猟免状受験申請書作成(第二種とわな) 17日(火)女房に狩猟免状受験申請書を農林水産事務所に持って行ってもらう。
6月12日(日)狩猟免状取得事前講習会に参加(無料、テキスト2冊2300円) 18日(土)及び19日(日)初心者講習の勉強。22日(水)年休取得 県警本部で初心者講習と試験⇒合格。23日(木)年休取得 狩猟免許の勉強 24日(金)年休取得 狩猟免許試験(第二種・わな) 25日(土)病院で診断書もらう。
7月4日(月) 警察に電話をし空気銃の個人輸入の件で相談したいと連絡 8日(金)年休取得 警察に行き 所持したい空気銃を個人輸入の相談をし基本了承された、狩猟免状の合格発表⇒合格、ガンロッカを注文。10日(日)ガンロッカ設置 15日(金)空気銃をアメリカの銃砲店に仮注文。19日(火)農林事務所に狩猟免状を取りに行く 23日(土)アメリカの銃砲店より譲渡承諾書が届き空気銃所持申請書作成 29日(金)年休取得 警察に行き 空気銃所持申請 (35日以内に可否を連絡すると言われた)。
8月7日(日)狩猟者セミナーに参加 16日(火)午後 警察が自宅を訪問しガンロッカ検査、女房にいろいろ確認、両隣りを訪問(2軒) 25日(木)夕方 警察より電話が有り空気銃所持申請が認められたと連絡あり。29日(月)年休取得 警察に行き空気銃所持許可証をもらう、空気銃を正式にアメリカに発注。
9月6日(火)名古屋税関より銃の通知書が届く 9月7日(水)経済産業省に空気銃の輸入承認確認をメールで行い午後通関が承認された 9月8日(木)銃が到着 9日(金)午前 警察に空気銃を持ち込み銃の検査、所持許可証に確認印を押してもらう、一旦自宅に戻り銃をガンロッカに入れフレックス出社。
10月9日(日)石川県猟友会に入会し狩猟登録証(第二種・わな)申請(第二種22,200円、わな11,600円)、 22日(土)猟友会総会に出席し狩猟登録証(第二種・わな)、キャップ、ベスト、わなの看板をもらった。
この日程を見ると、7月29日に空気銃の所持許可を申請して、8月25日に所持許可が下りています。
今回の場合 所持の審査自体は1ヶ月もかかっていない計算になりますね。
ですが、サラリーマンは自由に行動出来る日が限られますので、それぞれの行動に1週間ほど余裕を持っておくと良いでしょう。
つまり1ヶ月半ほど見ておけば良いということになります。(アメリカの銃砲店には仮発注(7月15日)してから許可されるには2ヶ月程かかると連絡しておきました)
また(銃所持)初心者講習の合格点は90点です、かなり勉強しなければ落ちます。
銃狩猟免許についても同様で学科勉強だけではだめで、必ず試験前に開催される事前狩猟免許講習会を受講し銃の扱いを練習しておくことが必要です。
そして、狩猟免許の取得は意外と時間がかかります。
別記事でも書いていますが、警察へ行く回数を減らすのも兼ねて、先に狩猟免許を取得してから銃所持の申請を行った方が良いです。
とはいえ地元警察の生活安全課とのコミュニケーションも大事です、分からないことは随時相談し、訪問する際は事前に電話をして、相談したい内容を伝えておくようにしましょう。
まとめ
私の場合 (銃所持)初心者講習に合格してから空気銃を入手するまで2.5ヶ月かかりました。
ポイントは銃所持申請前に銃猟免許を取得しておき、(銃所持)初心者講習に合格後に銃を決めて譲渡承諾書を入手し銃所持申請をすることです。
銃所持申請から許可がおりるまで1.5ヶ月みておきましょう。
とにかく銃所持に関しては 地元警察の生活安全課の担当者とのコミュニケーションが非常に重要です。
また銃狩猟免許、(銃所持)初心者講習に合格するためには頑張って勉強しましょう。
私は空気銃を個人輸入しましたが、銃の個人輸入は『非常にリスクがある』ことを認識しておく必要が有ります。『どんな銃が送られてくるか分からない』、『国内の銃砲店で修理してもらえない』、 単にイニシャルコストのメリットだけで判断すべきでは有りません。 人それぞれですが 国内の銃砲店で買うほうが楽なのは事実です。
以上「空気銃所持までの実績日程」でした。
これから狩猟(空気銃猟)を始めようと思っている方は参考にしてみて下さい。
参考)プリチャージ空気銃の基本については【【超基本】PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃)の『取扱い・メカニズム・パワー特性・銃のタイプ』】参照
以下 Amazon.co.jp 広告
・
・
・
コメント