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渓流・源流釣りの始め方「餌釣り【ミミズと付き合う方法】その2」:笹濁りにはミミズが最強の餌:ミミズの付け方のポイント

渓流・源流釣りの始め方「餌釣り【ミミズと付き合う方法】その2」:笹濁りにはミミズが最強の餌:ミミズの付け方のポイント

先日(7月中旬) 雨の合間にミミズでの源流釣行に行ってきました、三ヶ月ぶりの餌釣り それもミミズを使うのは今シーズン2回目です。

 

今シーズン当地石川県は山雪のため 源流部に入れず 3月4月は中流部で 主に川虫を使って山女魚の餌釣りをやっていました、今シーズンは数は釣れるもサイズはいまいちです。

 

28cm山女魚

 

 

 

 

5月連休明けから毎週毛ばり釣り(テンカラ・フライ)かルアー釣行ばかりやっていたので ほんと久しぶりの餌釣り。

 

 

 

7月以降 大雨後 減水途中で『笹濁り状態は 魚の活性が高くでどんな釣法でもよく釣れますが ミミズを使った餌釣り(脈釣り)が最も釣れる』のは間違い有りません。

 

今回は 尺岩魚を狙ってミミズ餌での源流釣行(釣果は尺3匹) と 『ミミズのハリへの付け方のポイント』 についてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

大雨後の釣行(ミミズ使用)

 

 

 

 

 

車止から2h程歩いて 目的の川に到着 水量が多く ほんの少し濁っていました。

巻き道の状況から先行者は大雨前に入ったようでした。

 

 

今日のタックルは 5.5m硬調竿(2本 8m竿も持参したが使用せず)、 0.6号フロロ通し、 ハリは山女魚バリ8号、 オモリはゴム張りガン玉2B・5B 、 目印はオレンジ色1個。

春先に使っていた山女魚用 6.1m中硬竿の仕掛を短くしてそのまま使用。

 

 

餌は 購入したシマミミズ1パック、家庭菜園の堆肥から取ったドバミミズ 。

餌箱は3個、

1つの餌箱は落下防止のためベルトに固定しています(餌箱って落とすことがあるので 固定するのは結構重要)。

ベルトに固定している餌箱は比較的小型のシマミミズを入れています、もう一つの餌箱には残りのシマミミズ、

木の餌箱にはドバミミズを入れて首からぶら下げて使っています。

 

 

 

 

 

ここぞポイントでのみで使うために持込んだドバミミズ

 

 

山女魚用仕掛をそのまま使っていますのでオレンジ色の目印を1個にしていますが見にくい、2個は付けた方が良い

 

 

ここぞ というポイントには 岩魚が居ますが このサイズが多く たまに25cm程度しか釣れません。

 

 

今回は 水量が多くて 当初目標にしていたポイントまで行けないのが分ったので 小さなポイントを攻めましたが

ほんとチビ岩魚が多過ぎ どんどんミミズが消耗していきます、

 

 

ということで ミミズを使い回して使ってみましたが 特に問題無く 岩魚は釣れます、

活性が高ければ【増水のため餌が取れず空腹で食いがたっている、濁りのため警戒心が低い】 ボロボロになったミミズでも釣れます。

但し ハリからボロボロのミミズが外れないように刺しなおして使用します。

 

岩魚だけで無く山女魚も同様ですが 通常の状態(活性が低い状態)での使用はオススメしません。⇒釣れませんヨ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣果1:

今回 久しぶりですが第一投で32cmの尺岩魚が釣れました、餌はシマミミズ使用 、撮影中に逃げられて画像有りません。

 

 

 

釣果2:

これは 35cm 小さなポイント で 餌はシマミミズ(使い回し2回目)

撮影中に逃げられないようにハリは外していません。

 

 

 

釣果3:

これは 今回の釣行の最大魚で37cm、 だれもが竿を出す ここぞポイント 餌はドバミミズ使用。

 

 

 

 

 

 

釣果まとめ

15cm~27cm 多数、尺オーバー3匹 32cm 35cm 37cm 、全C&R。

 

 

たまに 岩魚をキープすることも有りますが 塩焼きで食べるので 女房からは持って帰るなら20~25cm デカイのは美味しく無い(塩焼きでは)ので持って帰らないで と言われています。

 

 

 

 

 

 

ミミズの付け方のポイント

 

 

 

 

 

ミミズに限らず 魚の活性が高くて 水の流れが複雑な場所なら  餌は適当にハリに付ければ 問題無く釣れますが いつもこのような状況ばかりでは有りません。

 

魚の活性が低い状況、スレた状況 、ポイントによっては 少しだけ注意が必要です。

 

 

 

 

 

釣れるミミズの条件

 

 

 

・ちぎれていない

・よく動く(特に頭、尻尾が動く)元気なもの

・基本 大きいミミズに大物がかかる

・養殖より天然の物(特に匂いの差が大きい、ドバミミズが最高です)

 

 

 

 

 

 

ハリの付け方 TPO

 

 

 

 

チョン掛け

⇒ 基本は胴体の真ん中付近を刺す

⇒ 取付け方が簡単で ミミズが弱りにくくて よく動くが ミミズが外れやすい(切れやすい、特に太いミミズ)、ハリが丸見え 、小さいミミズなら複数匹刺せる(房掛け)、尚 「ハチマキ部~頭部」を刺しても釣れるがミミズが弱るのが早い。

⇒ 一般的な渓流では 問題無いが 本流や大淵等 魚が ハリの付いたミミズをじっくり見れる場所では 魚に警戒心を抱かせる もちろんハリスの太さ、長さ、オモリも影響しますが。

 

 

 

通し刺し

⇒ チョン掛けよりハリがミミズに接触している部分が大きいのでハズレにくい(切れにくい)、ハリが隠せる割合が大きい(針先だけ出せば、下記画像は半通し刺しのためハリの軸部は見える)ので魚に警戒心が多少は減る、刺す位置は胴体中央付近。

⇒ 特に 大型のミミズはチョン掛けより通し刺しの方が良い、ミミズそのものが根掛りする場合があるので ガッチリ通し刺した方が根掛りでミミズが取れにくい。

⇒ 魚へのハリに対する警戒心を少しでも減らす点から 本流や大淵では通し刺しの方が良い。

 

 

 

 

 

 

「ミミズ通し」を使った通し刺し

岩魚では使う必要はありませんが

⇒ スレた山女魚・アマゴに対して使います、ハリの軸部~ハリスの一部まで隠せてハリ先だけをミミズから出せます、ハリに対する警戒心を最小化できる。

⇒ ミミズが伸びた状態でハリ付けできる、しかし頭と尻尾は動ける状態。 但しミミズは弱りやすくなります。

⇒ ハチマキ部の直ぐ下(尻尾側)に針先が出るように また 尻尾の少し手前でハリスを出して 「頭部と尻尾が動く」ようにする。ハチマキ部~頭部にハリを刺すとミミズが弱りやすいです。

⇒ 山女魚、アマゴはミミズのハチマキ部を狙ってくる固体が多い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

 

 

私は 5月以降は毛バリ釣りがメインですが 7月以降 大水後に笹濁り状態になればミミズでの餌釣りをします、ほんと釣れます、

先週まで全く生物反応が無かった川でも この状態になれば 必ず釣れますので『笹濁りでのミミズ餌釣り』超オススメしますヨ!。

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