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【ナイフ雑感】最近リバイバルしている 『ケファート ナイフ(Kephert Knife)』とは

【ナイフ雑感】最近リバイバルしている 『ケファート ナイフ(Kephert Knife)』とは

ここ数年 アメリカでリバイバルしているナイフにケファート ナイフが有ります、これは ホイレス ケファートがデザインしたクラシック ブッシュクラフトナイフです。

昨年(2018年)秋に ケーバー・ベッカーからBK62としてケファート_ナイフが販売され このスタイルのナイフがさらに注目を集めています。

今回はこのケファート ナイフの紹介と雑感についてです。

 

 

Horace Kphert(ホイレス ケファート)

 

Horace_Kphert(ホレス/ホイレス_ケパート/ケファート、以下ケファートとします)1862~1931年 はアメリカの紀行作家で  かつ アウトドアマン、アメリカン_ウッドクラフトの先人として有名です。

注)「ブッシュクラフト」という言葉は1970年代以降(たぶん)に広がった言葉で アメリカではそれ以前は『ウッドクラフト』という言葉が一般的だったようです。

彼の有名な言葉に 以下 が有ります。

「The man, who goes afoot ,prepared to camp anywhere and in any weather , in the most independent fellow on earth.」 自分で歩いて どんな場所でも どんな天気でも キャンプする覚悟ができている者こそが この世で最も自由な男である。

『渓師の俺のことだな!?』

 

ケファート ナイフとは

 

ホイレス_ケファートがデザインしたフィックトブレード(シース)ナイフのサイズ:

ブレード形状=スピアポイント、フルフラットグラインド(コンベックスだったとも言われています)、ブレード長=4”(102mm)または5”(127mm)、ブレード厚=1/8”(3.2mm)、ブレード幅=1″(25.4mm)、フルタング。

ハンドル形状=ハードウッド、長さはブレードと同一、断面は楕円 、カッティングエッジの直ぐ後ろに1/4”(6.4mm)高さのノブ(ガード)、前端厚さ=1/2”(12.7mm)、後端厚さ=3/4”(19.1mm)でテーパ形状、後端はラウンド形状。

このナイフはハンティング、フィッシング、ウッズナイフとして使用されていました。今で言うブッシュクラフトナイフです。

今の時代だと フルフラット、4~5インチ ブレード長さ ブレード幅25.4mmで 厚さが3.2mmは 少しきゃしゃなナイフです、この時代 基本ナイフをバトニングすることは殆ど無く、薪はハチェット(小型斧)使用して作っていました。

 

 

ケファート スタイル ナイフ

 

ケファートナイフに影響されたナイフをいくつか紹介します。(kephart knives、kephart style knives、kephart inspired knivesで検索して見てください, いろいろ有ります)

 

最初は私が持っているものです

・コンドル ケファートナイフ (Condor tool&knife  Kephart knife ) :エルサルバドル製  アメリカで$40程度     、フルフラットグラインド、ブレード材1075(炭素鋼) 全長229mm ブレード長115mm ブレード幅25mm ブレード厚3.2mm ハンドル長114mm フルタング、115g 、できの良いレザーシース付き。

ハンドルを握った感じは ベッカーBK16、モーラのコンバニオンヘビ-デューティと比べて薄いですがバランスは良いです。コンドルのナイフはコスパが良いのですが研がないと使い物になりません(セカンダリーベベルを研ぎ角15度で#1000⇒#2000⇒#5000で研いで⇒バークリバー_ホワイトでストロップ)。
フルフラットグラインドなので使用用途は広いですが やはり少しきゃしゃであまりハードな使用には向きません。

90度スパインです

同じフルフラットグラインドのベッカーBK16(上側)と全体を比較

ベッカーBK16(上側)とハンドル部を比較
下側のケファートナイフのハンドルは後方にむかってテーパ形状で厚くなっています(20mm)がBK16より薄いです。(ブレード厚:BK16=4.2mm、コンドル_ケファート=3.2mm)

 

 

 

次は現時点 量産されているケファートスタイルナイフとしては最も有名なものです。

・LTライト ジェネシス   (LT Wright  Genesis)  : アメリカ製 、フルフラット・コンベックス・スカンジ、 ブレード材 A2(厚さ3.1mm)CPM-3V(厚さ2.8mm)、AEB-L(厚さ2.9mm)、全長229mm ブレード長108mm、フルタング、232g、ハンドル材 マイカルタ・デザートアイアンウッド他、レザーシース付き。
ブレード材、グラインド、ハンドル材 違いで50種類ほど アメリカで$175~270で販売されています。

LT Wright  ホームページ ジェネシス

 

 

 

 

3本目は昨年(2018年)秋に発売され 非常に注目されているナイフです。

・ケーバー・ベッカー BK62 ケファート ナイフ (KA-BAR・Becker BK62 Kephart knife ) :アメリカ製、ブレード材1095CV(炭素鋼) 全長244mm ブレード長130mm ブレード幅30mm ブレード厚4mm ハンドル長114mm フルタング、ハンドル材ウオールナット、レザーシース付き。
ハンドルの幅・厚さもオリジナルケファートナイフより少しサイズアップし かつ ブレード長さ・幅・厚さをサイズアップ 剛性強化し よりハードな使用ができるよう現代風にアレンジしています。現時点アメリカで$130程度で販売されています。
   KA-BAR ホームページ BK62 ケファート

 

・その他
バークリバー(BARK RIVER)  Kephart Knife :コンベックス 、CPM-3V、-4V 。

エシー(ESEE)Camp Lore PR4 :セーバー 、1095 。

オンタリオ(ONTARIO) Black Bird SK5  :フルフラット 、154CM 。

等々有ります。

 

 

最後に

 

このケファート スタイルのナイフ アメリカでは根強い人気があるようです、

日本では 漁師マキリ(包丁)は片刃ですが このナイフに似ています、マキリは魚をしめたり さばいたり、漁具のロープの切断等に使用されています。

ブレード形状はスピアポイントもしくはスピアポイントに近いドロップポイントです、使用目的が近いと こういうブレード形状になるということですね!

以上 ケファート ナイフの紹介と雑感でした。

上:マキリ 刃長135mm ハンドルは持ちやすいように改造しています。

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