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【ナイフ研ぎ】:『モーラ_コンパニオン_ヘビーデューティ(スカンジ_グラインド_ナイフ)を研ぐ』【オススメ_動画】

【ナイフ研ぎ】:『モーラ_コンパニオン_ヘビーデューティ(スカンジ_グラインド_ナイフ)を研ぐ』【オススメ_動画】

先日 知人から モーラ_コンパニオン_ヘビーデューティの研ぎ方のきかれたので 私の備忘録も兼ねて 『モーラに代表されるスカンジ_グラインド_ナイフの研ぎ方』のオススメの動画を2例紹介します。

何れも英語ですが、映像を見ていただければ やり方は理解できます。

スカンジグラインド_ナイフ諸々

 

 

 

MCQBushcraft: Michael McQuilton

 

最近 ブッシュクラフト_インストラクターとして有名になってきた Michael McQuiltonさん(マイクと呼ばれています)のナイフ研ぎ動画です

MCQBushcraft Basics Ep14: Knife Sharpening1.

スカンジ_グラインド_ナイフ【モーラ_コンパニオン_ヘビーディーティ】研ぎ3:50~15:50

・砥石は日本式の#1000/#6000 両面の水砥石

・砥石を水につける(15分程度)

荒(中)研ぎ:

・砥石を平らな所に置いてからの荒(中)砥石面側(#1000)の平面出し スパイダルコの小型のセラミック/ダイヤモンド砥石を使用、面出しは砥石面にマジック等で記して平面を確認する方法がある

砥石の長手方向は自分の体に対して直角、斜めもしくは平行に置く(やりやすい向きに置く)

ナイフのベベル面をピッタシ砥石に当てて【いわゆるベタ研ぎ】エッジファースト(エッジを先に)で押すときに力を入れて研ぐ(反対側を研ぐ際は引く時に力を入れる)【ポイント:指の置き方】

・ブレードの長さ方向を数分割してエッジを研ぐナイフのベリー部(曲線部)を研ぐ際は少しハンドルを持ち上げる、片面数回毎に

・荒(中)研ぎの後半ではブレードのヒール(ハンドル側)からポイント(切っ先)に向ってに円弧を描くように、ベリー部(エッジの曲線部)はナイフをほんの少し持ち上げて研ぎます 一回でエッジ全てを研ぐ、片面数回毎に

研ぎ汁(スラリー)は研磨材なので洗い流さない

・両面 同じ回数研ぐ

バリを確認し研ぎを必要なら追加する、この際指を切らない様にすること

 

仕上げ研ぎ:

・水に付け、仕上げ砥石面側(#6000)の面出し

以下を除いてやり方は荒研ぎと同じ

ブレードのヒール(ハンドル側)からポイント(切っ先)に向ってに円弧を描くように、ベリー部(エッジの曲線部)はナイフをほんの少し持ち上げて研ぎます 一回でエッジ全てを研ぐ(一筆研ぎ)【ポイント:指の置き方】、
荒砥ぎのようにブレードの長さ方向を何分割かしてエッジを研ぐことは行いません。

最後にぎ具合、バリを確認し必要なら研ぎを追加する、この際指を切らない様にすること

 

ストロップ:

・厚くて硬い革砥にホワイト_コンパウンドを塗ってストロップ

 

 

 

Ray Mears

 

ブッシュクラフト_インストラクターとして超有名なRay Mears(レイ_ミアーズ)さんの自身オリジナルナイフ(スカンジグラインド)の研ぎ動画です。

Ray Mears – How to sharpen a knife at camp, Bushcraft Survival

スカンジ_グラインド_ナイフ【レイ_ミアーズオリジナル『Woodrow Bushcraft Knife』】研ぎ1:05~7:30

・砥石は日本式の#500、#1200,#6000(+名倉砥石) 三種類の水砥石を使用

・砥石で研ぐやり方そのものは上述のマイクさんと同じです

・砥石を水につける(10分程度)

荒研ぎ(#500):

・砥石を日本式の砥石固定台に取り付ける(平らな台の上で)

砥石の長手方向は自分の体に対して直角に置く(砥石の向きは変えない):マイクさんと異なる

ナイフのベベル面をピッタシ砥石に当てて【いわゆるベタ研ぎ】エッジファースト(エッジを先に)で押すときに力を入れて研ぐ(反対側を研ぐ際は引く時に力を入れる)【ポイント:指の置き方】

ブレードのヒール(ハンドル側)からポイント(切っ先)に向ってに円弧を描くように、ベリー部(エッジの曲線部)はナイフをほんの少し持ち上げて研ぎます 一回でエッジ全てを研ぐ、片面数回毎に

・ブレードの長さ方向を数分割してエッジを研ぐナイフのベリー部(曲線部)を研ぐ際は少しハンドルを持ち上げる、片面数回毎に

・片面毎に研ぐだけでなく ナイフを押して表面、引いて裏面、押して表面、引いて裏面 ・・・・ という 研ぎ方を時々追加する :マイクさんと異なる

研ぎ汁(スラリー)は研磨材なので洗い流さない

バリを確認し必要なら研ぎを追加する、この際指を切らない様にすること

 

中仕上げ研ぎ(#1200):

荒研ぎと同じ

 

仕上げ研ぎ(#6000):

名倉砥石を使って研ぎ汁(スラリー)を出しておく:マイクさんと異なる

以下以外荒研ぎと同じ

ブレードのヒール(ハンドル側)からポイント(切っ先)に向ってに円弧を描くように、ベリー部(エッジの曲線部)はナイフをほんの少し持ち上げて研ぎます 一回でエッジ全てを研ぐ(一筆研ぎ)【ポイント:指の置き方】、
荒砥ぎのようにブレードの長さ方向を何分割かしてエッジを研ぐことは行いません。

・最後に研ぎ具合、バリを確認し必要なら研ぎを追加する、この際指を切らない様にすること

 

ストロップ:

・ベルトの裏側(床面)つかってストロップ(コンパウンドは使わない)、いわゆる ハンギング_ストロップ。:マイクさんと異なる

 

マイクロベベル付加:

 

自動車のウィンドウガラスのエッジを使い、ナイフのベベルをベタ当りから少しだけ上げて(急角度に)数回両面を研ぐ。:マイクさんと異なる

注) 映像の中ではマイクロベベル付加という表現はしていません、エッジの食いつきを良くするため と言っています、また彼の本「Essential_Bushcraft」には仕上げ用セラミックロッドを使うようにも記述されています。

 

 

 

 

補足説明

 

・両氏とも日本式の砥石を使った研ぎ方を基本にしています、研ぎ方は同じです

・日本式の砥石を使った研ぎの基本は砥石面が平らであることです、このため面直し砥石は必須です、私はSK11のダイヤモンド砥石#400/#1000の#400を使っています、(#150/#600の#150でも問題有りません)。
砥石の面が平らになったかどうかは ストレートエッジ、物差し、水平器(箱形アルミレベル)等 真っ直ぐな物でスキマを確認してください(エンピツ等でしるしを付けて消えただけでは面精度の確認は不十分です)。

・砥石の選定はナイフの状態やどのレベルまで研ぐかによりますが、一般的には#1000程度で十分です、チッピングやロールしていれば #120~600程度、もっと切れ味を追求するなら#2000~8000程度を追加していくのが良いです
私の場合 通常は#1000または#2000(新品か少しのみ摩耗したナイフの場合)⇒ピカール+ストロップです。キーンエッジにする場合は#1000⇒#2000⇒#5000(+名倉)⇒バークリバーホワイト+ストロップ。チッピングしたら#320からはじめます。

・ナイフのベベルがキチント砥石面に当っているか確認するのにはベベルにマジックでしるしをつけてから研いで下さい(特にビギナーの方)

・砥石を置く位置や向きは自分でやりやすいように(ナイフを引いて研ぐ時は自分の体に対して斜めもしくは平行に置く方がやりやすい)

・荒研ぎの際 回転研ぎする方法も有ります、詳しくは私のブログ『モーラ_ナイフの回転研ぎ』を参照下さい

・エッジの研ぐ方向はエッジファースト(ナイフはこちらが一般的)でもスパインファースト(包丁はこちらが一般的) どちらでやっても特に問題ありません

・ストロップについて『ナイフの研ぎ角でナイフの自重程度の加圧でストロップする』が大基本です,詳細は私のブログ『ストロップの超基本』を参照してください

・マイクロベベルについては いろいろな議論があります、詳しくは私のブログ『ナイフのブレイド_ジオメトリー』を参照してください。
マイクロベベルは有った方が刃持ちは良いですので 付加することをオススメします、付加する方法は仕上げ砥石を使って『研ぎ角にプラス5°程度急角度にして数回軽く研ぐ』方法が一般的です。

・今から 砥石を揃えるなら セラミック砥石のシャプトン_刃の黒幕_中砥石#1000(オレンジ)をオススメします。これはいろいろな方がオススメしている定番商品で 私も使っています、研磨力が高く水はかけるだけで良いので使い易いです。
それと面直し用のダイヤモンド砥石#400/1000 または#150/600 。レザーパドルストロップ(革砥、自作が安い)とコンパウンドはピカール(#4000) をオススメします。

左から自作レザーパドルストロップとピカール、シャプトン#1000砥石、SK11ダイヤモンド砥石#400/1000

 

以上 モーラナイフをはじめとした「スカンジ_グラインド_ナイフの研ぎ方」の参考にしてください。

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