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PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃) S510(Φ5.5mm)用ペレット(空気銃弾)【JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr】を選んだ理由

PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃) S510(Φ5.5mm)用ペレット(空気銃弾)【JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr】を選んだ理由

こんにちは
hera-tanishiです。

空気銃弾のことをペレット(pellet)と呼びます、

そこで今回は
猟師1年目の私がS510(口径 5.5mm)用ペレットを『JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr』 を選んだ理由を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペレット選定時の考慮すべき事

 

 

 

 

 

・獲物は何か、獲物までの距離

⇒私の場合は 鳥撃ちで通常狙う距離は20m~70m

・空気銃の口径、空気銃の出力

⇒私の空気銃はエアアームス【S510】 口径5.5mm(.22) 、出力30ft-lb(41J)

 

 

注)空気銃の出力(マズルエナジー、マズルエネルギー)とは
銃口でのペレットの運動エネルギーのこと、ペレット重量×弾速の2乗/2、メトリックだと単位は J(ジュール)ですが、銃の場合の単位はフートポンド 『ft-lbs』が 一般的です。ft-lbs=ペレット重量 (gr)×弾速(ft/s)の2乗/450,240。(単位はgr=グレイン、ft/s=フィート/秒)

 

 

 

 

 

 

 

 

ペレットの仕様

 

 

 

 

 

 

ペレットの種類は数百種類あり、ペレットの仕様は下記となります、口径5.5mmのペレットだけでも何を選択して良いのか悩みます。口径を一定とした場合 形状・重さ・ヘッドサイズが最重要項目です。

 

 

・口径:
4.5mm(.177),5.0m(.20),5.5mm(.22),6.35mm(.25),7.62mm(.30)

 

・形状:
RoundNose(Domed)/Wadcutter/Pointed/Hollow point/Ballistic tip/Cylindrical

 

・重量:
5.5mmの場合: 9.0gr~25.77gr(gr=グレイン,1グレイン=0.0648グラム)

 

・ヘッドサイズ:
5.5mmの場合: 5.50mm,5.51mm,5.52mm,5.53mm,5.54mm,5.55mm

 

・コーティング有無
銅等

 

・材質:
鉛弾がほとんどですが 環境対応のため非鉛(錫等)弾も有ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ペレットの選定と取り扱いの注意点

 

 

 

 

 

 

S510用のペレットを何にするか ネットでS510】FAC、  Pellet で検索した結果 海外では JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr 、同じくJSB DIABOLO JUMBO HEAVY 18.13gr が多いことが分かりました。
また国内では JSB(チェコ)のOEM のFX プレミアム弾16gr が多く流通しており、このFXプレミアム弾(16gr)とEXACT JUMBO(15.89gr) は基本同じであることも分かりました。
(実物比べましたが同じにしか見えません、FX弾の方が販売価が高いので品質管理面での差異はあるかも知れませんが?)

 

 

 

海外のネットで調べる際の注意点は同じ空気銃でも出力が2種類ある物があることです、FAC(FireArm Certificate)仕様は 出力が12ft-lbs以上 と 出力がそれ以下の物です、このためペレットの評価も変わります。
日本に輸入されているプリチャージ空気銃はFAC仕様です。海外サイトでのペレットの評価を調べる際は銃がFAC仕様であることを確認して下さい。

 

 

 

 

 

通常の使用(30m程度以上の射撃)ではペレットの形状は ヘッド部が丸い ラウンドノーズ(RoundNose)型とかドーム(Domed)型と呼ばれているものが 空力学的に安定した弾であること。

 

 

この形状で最もポピュラーなのが5.5mm口径でいえば JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr,JSB DIABOLO JUMBO HEAVY 18.13gr で これらのペレットはFXやAIR ARMSにOEM供給されていること。
また空気銃の出力によって適正なペレットの重量があること(軽いペレットで高速で撃ち出すとペレットが安定しない)。
また一部のペレットには潤滑剤として黒鉛やワックスが塗布されている物もあることも分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

ペレットの取り扱いの注意点としては
鉛製のため柔らかいです、持つ時に力を加えると簡単に変形します、特にスカートは変形し易いです、運搬する際もペレットが互いにぶつかって変形しないようにすることが重要です。
また マガジンのペレット挿入部にバリやカエりが無いことを確認して下さいペレットに傷を付けないことも重要です。

 

ペレットのスカート部の変形やペレットの傷がどれだけ命中精度に影響するか分かりませんが、無いに こしたことは有りません。

 

私の場合は 実際の猟に使うペレットは変形や傷の無い物を事前に選別して分けて保管しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

まとめると

標準的な出力(30ft-lbs)のプリチャージ空気銃【S510(Φ5.5mm)】
鳥撃ちが主目的であれば ペレットは『JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr(ヘッドサイズ=5.52 mm)』
(JSBのOEM製であるFXプレミアム弾)をオススメします。
(特に初心者に)

 

尚 私はEXACT JUMBO HEAVY 18.13gr も使っていますが、
弾道の低い 『 EXACT JUMBO 15.89gr』の方が使い易いと感じています(特に50m以上の遠射、初心者だからかも知れませんが)。
この2つのペレットは50mゼロインはほとんど同じです。

 

 

 

私はこの2種類のペレットを輸入申請(I/L) し個人輸入しましたが、ペレットの場合 運賃が結構かかるので、ある程度の量をまとめて買わないとメリットが出ません(為替の問題も有りますが)、または国内で販売していないペレットを輸入したい場合です。

 

 

初心者の方は最初は日本国内の銃砲店 『豊和精機』『銀座銃砲店』『ガンショップ栄興』等で買って 自分の銃にうまくマッチするのを確認する方が良いと思います。
私は「RWSの5種100発毎入りペレットセット」を銀座銃砲店から購入しています。
(このペレットの評価は後日します)

 

 

 

以上
私が【S510】用ペレットに『JSB DIABOLO EXACT JUMBO 15.89gr(ヘッドサイズ=5.52 mm)』を選んだ理由です。

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Comments / Trackbacks

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 空気銃の弾をペレットというのですね。キノコというか、てるてる坊主みたいな形なんですね。勉強になります。

  2. いつもありがとうございます。FACの意味がよくわかりました。またOリングの件も理解できました。本当にS510 S410以外のpcp所持者はたすかります。

    • 古希S410さん

       コメントありがとうございます、
      S410は名機です、このため機関部はS510もS410を踏襲しています、最近のレギュレータ付きのガラハド、S510XSの機関部は基本的にS410を踏襲していますが、硬度アップ(70→90)したOリングを多用、バックアップリングを追加する等 【機関部は進化】しています。
      Oリングの使い方(エアーのシール方法)はFXよりAIRARMSの方が進んでいるというか 高圧エアー機器として まともな設計をしているので信頼性が高いです。

      H.T.

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