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PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃)用ライフルスコープ【HAWKE SIDEWINDER 30 4-16 ×50 SF】を選んだ理由 : ホーク サイドワインダー ライフルスコープ

PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃)用ライフルスコープ【HAWKE  SIDEWINDER  30 4-16 ×50 SF】を選んだ理由 : ホーク サイドワインダー ライフルスコープ

空気銃を手に入れてもこれだけでは使い物になりません、空気銃に絶対に必要な物にライフルスコープが有ります。

 

そこで今回は

私が PCPエアーライフル(プリチャージ空気銃) エアアームス S510(5.5mm)用のライフルスコープ について

「ホーク サイドワインダー Hawke Sidewinder 30 4-16×50 SF 10×Half Mill Dot IR」:

【このスコープの仕様:倍率4~16倍、対物レンズ径50mm、チューブ径30mm、ハーフミルドットレティクル(10倍)

を選んだ理由を紹介します。

 

 

 

 

 

ライフルスコープ カタログの項目(仕様)

 

 

 

 

 

 

スコープのカタログを見ると下記に示すようにいろいろな項目(仕様)が有ります、

・倍率の範囲
・レティクルの種類
・レティクルの位置(SFP/FFP)
・レティクルの製造方法(ガラスエッチング/ワイヤー)
・レティクルのイルミネーション
・パララックス距離(焦点距離)
・焦点調整方式(サイド/フロント)
・対物レンズ径
・アイレリーフ
・チューブ径(25.4mm/30mm/34mm)
・実視界・エレベーション(上下方向)
・ウインデージ(左右方向)の調整可能量及び1クリック調整量(1/4MOA・1/8MOA・1/10MIL)
・レンズのコーティング
・耐リコイル性
・ガス封入
・防水性
・全長
・重量
・価格

用語の説明をしますと

 

 

 

角度の単位

 

 

 

 

MIL:ミル(=ミリラジアン)
『1MILは100mで10cmの角度』
(360°=2πラジアン=6.283ラジアン=6283ミリラジアン⇒まるめて6400としている、360°を6400分割)

 

MOA:ミニッツオブアングル
(1°の60分の1の角度、360°を21600分割)
1MOAは100ヤードで1インチの角度
『100mで約2.8cm の角度』

 

⇒ 1MIL=約3.6MOA となります。

 

 

 

 

 

レティクル(レチクル)

 

 

レティクルとは照準の線、点、目盛のこと で ミルドット、ただの十字線だけのクロスヘアー 等々 多種多少なものがあります。
また 製造方法としてガラスエッチング式とワイヤー式が有りますが、ガラスエッチングの方が精度、耐リコイル性も上です。
さらにレティクルに照明がついて暗い時の視認性を向上 させているもの(IR:イルミネ-テッドレティクル)も有ります。

 

 

光学系のレティクルの位置によって2種類あります
SFPは倍率を変えてもレティクルの大きさは変わりません
FFPは倍率を変えたらレティクルの大きさも連動して変わるので目盛を補正する必要は有りません
(日本のマーチやドイツのシュミット&ベンダーが採用、最近安い物も有ります)、
私のスコープはSFPで一般的にはSFPが多いです。

 

 

 

 

 

 

空気銃用スコープに【特に考慮すべき3機能

 

 

 

 

 

前提条件:

・通常 獲物(鳥)を射撃する距離が20~70m、たまに10mで止めさしする場合。
・エレベーションダイアル(レティクルを上下に調整)はゼロインしたままで動かさない、獲物までの距離によりミル目盛の狙う位置を変える(いわゆるホールドオーバー、ホールドアンダー)。

それに対し獲物までの距離に応じて、エレベーションダイアルを調整して常にレティクルの中心で狙う方法も有ります、空気銃はリコイルが少ないプリチャージ式であること(スプリンガーはリコイルが大きい)。

 

 

 

 

倍率 :3~25倍の範囲

 

 

通常使用は7~10倍で3~25倍の範囲で選択することをオススメします。

私の場合は4~16倍を選択しました。
私の場合は獲物までの距離が30m以下は4倍、それ以上は10倍で狙っています。
16倍は100m以上の獲物を確認したり50m射撃場(16倍だと弾痕の確認は可能で使用しています。

(ちなみに双眼鏡の場合、海事使用だと7倍×50mm、バーディング(バードウオッチング)だと8倍×30mmが標準ですね、私は10倍×42mmを愛用しています)

 

 

 

 

 

レティクル:ハーフミルドット

 

 

 

:ミルドット、ハーフミルドットをオススメします。

 

私の場合はハーフミルドット(10倍)を選択しました

我々日本人はメトリック単位に慣れていること、ペレットの上昇・落下量(ミル)をHAWKEのCHAIRGUN SOFT  で計算しておいて狙えば良い、
獲物の大きさが事前に分かっていれば、獲物までの距離が逆算できます(水面にいるカモの高さが約15cmとした場合、その高さが2MILなら距離は75m:0.15×1000/2=75m)。

目盛の間隔がミルドットの半分のハーフミルドットがより精密に狙えるので良いです。
また私のスコープにイルミネーテッドレティクル(IR)がついていますが必要性を感じたことは有りません。

 

 

 

 

 

 

パララックス距離:10m~

 

 

 

 

:最小パララックス(焦点)距離は【10m~】はエアライフルには必須です。

 

私の場合は最小パララックス(焦点)距離は10m~を選択しました

 

追記): パララックスとは視差のことです ターゲット面とレティクル面との差のこと。この差異を無くさないと ターゲットに命中しません、この最小距離のことをパララックス距離と言います。
また 焦点調整にはパララックス調整機能が含まれています。

 

ライフルスコープのカタログに記載されていない場合も有りますので、 事前にネット情報、銃砲店で確認しておくことが必要です

『一般的にはParallax Adjustment :-例- 10yds(9m) to infinty と書かれています』。

 

装薬銃用は50m以上が普通です。空気銃猟師で100m以上の獲物を主に狙う方であれば30m以上であれば問題無いかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

まとめると
一般的な空気銃猟 獲物(鳥)を射撃する距離が20~70m、たまに10mで止めさしする場合。

 

 

スコープの機能としては
①倍率 :通常使用は7~10倍で3~25倍の範囲で選択する
②レティクル:ミルドット、ハーフミルドット
③パララックス距離:最小パララックス(焦点)距離は【10m~】


であることをオススメします。

 

 

私は 以上に加えて「獲物までの距離に応じて、エレベーションダイアルを調整して常にレティクルの中心で狙う方法でも鳥撃ちを今後やりたいと考えています、
これに使えるスコープは『エレベーションダイアルの精度の良い』ことが必要です、この点もHawke Sidewinderシリーズを選んだ理由です。
Sidewinderシリーズは10種程有りオススメできるスコープです。
欠点は重いこと位です、私のスコープは780gあります、600g程度ならベストです。

 

以上 私が空気銃用スコープ 『Hawke Sidewinder 30 4-16×50 SF 10×Half Mill Dot  IR』を選んだ理由です。

 

注記 2020-12-11)Hawke Sidewinder シリーズ 2020年にモデルチェンジしました

最新型は Hawkeのホームページを参照。Hawke | Sidewinder (hawkeoptics.com)

 

 

尚 このスコープはヨーロッパから個人輸入した物です、 国内でHawke Sidewinder を販売している銃砲店は『GUNSHOP SATO』、『ガンショップ_栄興』です。

以下 Amazon.co.jp 広告

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