こんにちわ
hera-tanishi です。
猟師になるには どうすれば良いのか? どれくらいの期間がかかるのか?
特に「平日の休みが少ないサラリーマン」はどういう計画を立てれば効率よく免許が取れるのか?
「猟果を上げる」には どう準備しておけば良いのか?
初めて猟師になる方は、分からないことばかりでしょう。
「分からないことが多すぎて、まだ免許を取れてない」という人も少なくないのではないでしょうか。
何事も行き渡りばったりで行動するよりは事前に考えて行動する方が効率が上がります。
そこで今回は
猟師1年目の私(しかも単独猟)が猟師になる方法を詳しく紹介します。
目標の設定(初年度)の考え方
(1)猟師になる計画を立てよう
ひとくちに「猟師」や「狩猟」と言っても 実はそのやり方は大きく4つに分かれます。
具体的には
- 猟銃による狩猟
- 空気銃による狩猟
- わなによる狩猟
- 網による狩猟
です。
これらは免許制になっており免許を取得した猟法でのみ狩猟を行うことができます。
そのため、まずは『猟師になって何をやりたいのか?』『免許は1つなのか複数ほしいのか?』を決めましょう。
(2)免許取得のスケジュールを立てよう
「猟師になってやりたいこと」と「取得したい免許」が決まったら、次は『免許を取得する計画』を立てましょう。
具体的にやることは
- 県のサイトで免許試験日程を確認する。
- (サラリーマンの方なら)年休取得計画を立て、平日にしか出来ないことをまとめておく
の2つ。
特に重要なのが2つ目。
多くの方は、サラリーマンをやりつつ猟師を目指すことになるでしょう。ですが、どうしても平日にしか出来ないこと(試験の日や証紙の購入など)があるので、そこをクリアするための手順を考えておくことが大切です。
ここで考えておかないと、「猟期に間に合わなかった」ということになってしまいます。
私は『空気銃とワナで猟をし、2016年度猟期中(2016年11月15日~2017年2月15日まで)に、安全かつ法令を遵守した上で1匹以上獲物をゲットすること』を目標としました。
つまり、「空気銃」と「くくりワナ」を所持する必要があり
そのために必要なものは
空気銃猟に関しては
①第二種銃猟(空気銃)狩猟者登録証
②第二種銃猟(空気銃)狩猟免状
③猟銃・空気銃所持許可証
④(銃所持初心者)講習修了証明書
の取得が必要で。
ワナ猟に関しては
⑤ワナ猟狩猟者登録証
⑥ワナ猟狩猟免状
の取得が必要だと分かります。
また、警察へ行く回数をできるだけ減らすため、
③銃所持許可証申請の前に、②第二種銃猟狩猟免状を取っておくことにしました。
(後からだともう一度警察に行って銃の使用目的追加申請が必要なので)
日程目標
(1)具体的な行動予定を立てよう
免許取得までの流れが決まったら、次は具体的な行動の予定に落とします。
『何を』『いつやるか?』を決めておきましょう。
例えば 私は、次のような行動予定を立てました。
・10月15日までに空気銃とわなを所持。狩猟開始の11月15日まで1ヶ月間 銃の取り扱いと射撃練習。
・猟場(と考えられる場所)を事前調査しておく(川・池・林道)、民家から200m以上離れていること場所であること。
そして実際に行動した結果、
4月30日に計画をスタートし7月中旬までに各種免許取得、9月初旬に空気銃を取得できました。
反省点としては、猟が始まる前までに猟場の確認、くくりワナの準備が出来ず、これが実猟にかなりの悪影響を及ぼしました。
まとめ
最後に目標の立て方のポイントをまとめると
- 自分の目標【何時までに何をやりたいか】とにかく明確にする、必ず文書にしておく。
⇒モチベーションを保つため - 県のホームページで狩猟免許試験日、狩猟免許事前講習会、(銃所持)初心者講習会の日程を確認する。 銃狩猟免許を銃所持申請前に取得する 計画を立てる。
- 平日の休み 年休取得日(最小限にする)に、 警察の生活安全課への訪問・役所での各種書類の申請と受け取り、病院に行き診断書(2部、有効3ヶ月)をもらう、銀行で県証紙の購入(27,700円、猟友会分除く) 証明写真撮影(9枚、有効6ヶ月)等 平日しか出来ないことをまとめて行うように計画を立てる。
- 『猟果を上げる』には 『猟場をどれだけ知っているかが最も重要』です、狩猟が始まる前に自分の猟場を必ずチェックしておく、グーグルアース等を使って場所を確認し実際に行ってみる。しかし最終的にはその年度のハンターマップと整合が必要です。
以上「猟師の始め方」目標設定とスケジュールでした。
これから狩猟(空気銃猟)を始めようと思っている方は参考にしてみて下さい。
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なるほど、勉強になります。