単身赴任、超多忙で疲労困憊でも ちょっとだけ釣りに行っている
【週末漁師】の hera-tanishi(ヘラ-渓師)です。
テンカラ(和式毛鉤釣り)をやりたいが時期が早過ぎて無理なので 餌釣りをやっています、
先日(4月15日) 自宅から30分ほど行った所にある 以前よく通っていた川の「林道 どこまで除雪が進んでいるのか」見に行くついでに ちょっとだけ餌釣りしてきました。
この川 昨年は1度しか釣行出来ませんでしたが、私が渓流釣りを始めた川で この川の源流部分(林道終点から2時間遡行より上流)は
フライフィッシングでいう『Curtis Creek (カーティス_クリーク)』です、『いつもこっそり釣りに行く川、誰にも教えない秘密の川、心の川』と言う意味です。
8kmある林道のうち まだ1kmしか除雪していませんでした。
除雪された林道から30mほど下の川に降りて竿を出しましたが大物は抜かれているようです、チビしかいません。
餌釣りの欠点として餌を使うことがあります、最近の若い方は『餌釣りの基本である【ミミズ】を触ったことが無い、触りたくない方が多い』と思います。
ミミズを触ると「臭い匂いが指につくしキモイ」と私の息子も言ってます。
雑食、肉食系の淡水魚釣りではミミズが万国共通の餌であり 餌の基本であることは間違いありません。
最近はホームセンターでもミミズ売ってます、337円でした。
そこで 【ミミズと付き合う方法】 を紹介します。
ミミズに直接触らない
右利きの方は餌箱に入っているミミズを左手で取り右手でハリを持ってミミズにハリを刺します、
そこでミミズを触る『左手に薄手で手のひら側のみゴム張りの手袋をする(右手は素手)』ことをオススメします。私は組立用のものを使っています、
元々夏に藪こぎする際に手を怪我をしないように、かつ蒸れない手袋として使っていました。またゴム張りなので魚を触る際にも体温が魚に伝わり難く魚を傷めずにリリースできます。
ミミズの付け方
基本 ミミズの胴の真ん中あたりをチョン掛けです(手返しも良い)、ミミズのハチマキ(白い帯状の部分)から頭側にハリを刺すとミミズが死にますので ここは避けて下さい。
ハリにかえしが無いと餌が抜けやすいです、餌釣りの場合は 刺さりやすさ、魚へのダメージの少なさ、餌が抜けにくい、
細軸の半スレ(かえしが小さい)ハリの使用をオススメします(6号~8号)。
ミミズが小さい場合は数匹チョン掛けします。(房掛け)
餌取り上手のヤマメ・アマゴに出くわしたら
ミミズ通し(太くて長い注射針です) という道具が有ります、これは郡上八幡のアマゴ漁師が発明したものです、ヤマメやアマゴは餌の頭を狙って食ってくることが多いです(イワナの場合傾向性なし)。
ミミズの場合ハチマキを狙ってきますので、この性質を利用しハリをミミズのシッポ側から ほぼ全て通し ハリ先だけをハチマキ付近に出す方法です。
この方法を使用すれば餌取り上手のヤマメ・アマゴでも釣り上げることが出来ます、またかえしの無いスレバリでもミミズが抜けません、欠点は太い注射針を通すためミミズが弱りやすいです、
私はハチマキの直ぐ下(ミミズのシッポ側)にハリ先を出すようにしています。
(ミミズ通しの使い方の説明でハチマキの直ぐ上(ミミズの頭側)にハリ先を出す説明もあります、この方法はミミズが弱りやすいです)
ミミズの餌取り上手なヤマメ、アマゴに出くわしたら ミミズの付け方をチョン掛けからミミズ通しに変更して下さい、釣果が上がります。
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ミミズ餌を有効に使うためには
『ミミズ餌の流し方は底付近を流す』ことです、川虫等に比べ餌が大きいのでオモリも重めの物を使用します。
大きい餌には大きい魚が釣れます、ミミズも同じです、ミミズは大きい物が良いですが、
実際の渓流釣りだと大きいミミズに小物も掛かってくるので ある程度のミミズ数量が必要なので、餌箱を2つ用意し通常サイズのミミズで釣りながら
『ココゾというポイントで大きいミミズを使用すること』 が餌を有効に使えて かつ大物の釣れる確率が上がります。
まとめ
渓流餌釣りの基本はミミズ餌です、渓流釣り初心者の方だけでは無く フライやルアーしかやっていない方も一度餌釣りをやってみることをオススメします、
『餌釣りが釣りの基本です』 。イワナやヤマメのポイントを理解する上でも役にたち、フライやルアーフィッシングのレベルアップにもなります。
【だから私は全ての釣法をやっています】
何より『釣り味』という点では餌釣り用の竿が一番です。
注)ミミズの付け方のポイント については 「餌釣り【ミミズと付き合う方法】その2」を参照下さい。
以上
渓流餌釣りのススメでした。
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