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渓流・源流釣り:【イヨシロオビアブ(オロ・オロロ)対策とテンカラ釣行】:2020年夏 

渓流・源流釣り:【イヨシロオビアブ(オロ・オロロ)対策とテンカラ釣行】:2020年夏 

今シーズンは巣ごもり状態が続き 渓流釣りを始めてから最低の釣行回数(単身赴任期間を除いて)です。

当地 石川県 8月はイヨシロオビアブ(オロと呼ばれています)が発生するため ここ数年 私の渓流・源流釣りはお休みですが、

久しぶりにこの盆休みに2回ほど釣行してきました、1回は中下流部の山女魚釣りランガン(ルアー&餌釣り)、1回は今回の上流部へのテンカラ釣行です。

オロが発生すると毛バリへの反応が一段と良くなるので この時期はテンカラやフライフィッシングが断然有利な釣法となります。

しかし 今回のような遡行しながら岩を登ったりする釣行だと いろいろとオロ対策しても刺されることは防げません、

刺されるとつらいです、やっぱり 8月いっぱいは偵察釣行のみにします。

 

 

今回はこの時期でも釣りに行く『ど根性のある釣り人』のため イヨシロオビアブ(オロ・オロロ・メジロアブ)の性質と対策を備忘録としてまとめてみました。

 

 

 

 

 

イヨシロオビアブ(オロ)の性質

 

 

 

 

 

 

(体長は10mm程度)

・呼び名は地方により いろいろ有ります:オロ・オロロ・ウルル・ウルリ・メジロアブ・メジロ・コシジロ

正式名称はイヨシロオビアブ】

ハエ目 アブ科 hirosia_iyoensis 。

 

 

・山の中の沢筋にしか生息していない、分布は北海道から九州まで 特に日本海側。

幼虫は森林のなかで育つので自然が残っているところにしか生息できない、

都市部にはいない、「こいつが居る所に渓流魚が居る」 ということ。

 

 

・8月のお盆前後の約1ヶ月間に『大発生』する

 

 

・吸血昆虫

刺されると言われているが 実際は口で皮膚を切り裂いて(この瞬間痛いです)血を吸う
その際に唾液に含まれている何らかの毒素が血中に入ってアレルギー反応を起こして かゆみや腫れになります。
吸血行為はメスだけで その目的は栄養を取るためです、ハチのように巣を守るために刺すのでは有りません。

 

 

 

・朝(9時位まで)と夕方 活動が活発

 

 

・風が通る所には集まらない

⇒休憩や仕掛けを作り直すならこういう場所

 

 

・標高が高いところ(1000m以上)は少ない

⇒この時期釣りに行くならこういう場所

 

 

特に黒色(髪の毛、目等にも)、紺色に集まってくる

青色・赤色にも集まる説有り(日光で温度が上がりやすい色だからか?)

 

 

 

・暖かい物に集まってくる

体温、自動車のエンジンの熱、
黒っぽい服装は日光で温度が上がりやすい

 

 

・人の腰当りの高さに集まってくる

 かがむと顔を刺されます、休憩するときは立ったまま

 

 

・二酸化炭素に集まってくる

呼吸、自動車の排気ガス

 

 

・動く物に集まってくる

 風が通る場所でじっとしているほか ありません

 

 

・天敵はオニヤンマ

オニヤンマの模型を身につけてもアブ避けには殆どならないようです(知人のフライフィッシャーが言っていました)
→視覚だけでなく臭覚(フェロモン)聴覚(羽音)でもオニヤンマを再現出来れば アブ避け効果が有るのでは?

 

 

 

 

 

 

山岳渓流釣り時のイヨシロオビアブ(オロ)対策

 

 

 

 

私は 遡行しながら釣って行くので「動きやすさ」を重視しています。

刺されることは ある程度覚悟 刺されることを最小化して 釣行します。

 

 

 

皮膚を露出しない服装、白色系の物:長袖・長ズボン・手袋・靴下・帽子

⇒薄い生地だと刺されます、特にイヨシロオビアブに対しては大丈夫でもキイロスズメバチに似ている大型のアカウシアブに刺されることが有ります、

私は 上着は冬用の厚手の作業服(T/C製ポリエステル65%&綿35%)、ズボンは厚手の登山用白色の野球帽白色のタオルでほっかぶり左手のみ白色の手袋(最初の画像参照)、足回りはロングのウエーディングソックスを使用。

(青いリストバンドをしているので 時々水に濡らして冷やしています)

 

また あまり歩き回らない釣り場合(山女魚釣りランガン等)は上着はゴアテックスのレインギヤと防虫ネット(つば付きのハットと)を使用しています、ウエーダーが有ればさらに良いです。

 

バックパック等衣類以外の物もできるだけ黒系の色は避ける。(私の場合 バックパックは青/黒色なので今後更新する際は明るい緑色等にする予定)

 

ハッカ油スプレー(ハッカ油を無水エタノールと精製水で薄めたもので簡単に作れるが有効期間が数日なのが欠点)を使えばイヨシロオビアブが寄ってきませんが、 山岳渓流の際は使用していません、これは効き目が長続きしない(30分程度) 水に入ると効かなくなるためです。

 

 

 

一般的には 刺されたら数分以内にまず「傷口を清潔な水で洗い」それから「ポイズンリムーバー(毒の吸引器)」を使って毒出しをすること と言われていますが 釣行時 実施することは困難です、

釣行の後 虫刺され用の薬を使うしか有りません。

 

 

 

虫さされ用(特にイヨシロオビアブ用)の塗り薬

ステロイド(炎症に効く)、抗ヒスタミン剤(かゆみに効く)が含まれているもの が一般的で、強い腫れの場合は 抗生物質(化膿に効く)入りを使用。

いろいろあります、私が今まで使ったことがあるのは 下記二種類です

 

 

ムヒ アルファEX :弱いステロイド+抗ヒスタミン剤(生後6ヶ月以上に使用可となっています):定番の虫さされ用塗り薬

池田模範堂:虫さされ-ムヒアルファEX   、ステロイド剤についての注意点→よるあるご質問

 

 

フルコートF:ステロイド(市販では強力な部類)+抗生物質 (強い腫れが有る場合用)

田辺三菱製薬:フルコートFの特長

 

 

あくまで自己責任で使用して下さい、数日使用して効果が無い場合や重傷の場合は即病院に行って下さい。

 

 

 

また 虫さされのアレルギー反応は年齢と共に小さくなってくる(さされた回数が多くなると鈍感になる)ようです。

逆に言うと小さい子どもは重傷化する場合があるので要注意です、イヨシロオビアブがいるところに連れて行く時は対策をキチント実施して下さい。

 

 

最近 私は イヨシロオビアブ(オロ)に刺されても 虫さされ用の塗り薬は使用していません。

歳なのも有りますが(過去相当刺された) 温熱療法が効きます、 熱い(42~45℃、一般的なお風呂は38~42℃)シャワーか風呂に入ると治るのが早いです、

温熱療法は効く人(老人か?)、効かない人が いて諸説有ります、「40℃以上の熱でかゆみの毒素に含まれる酵素が分解される」(はっきり実証された研究は無い?) とか

「単に熱めのお湯で 肌の感覚が一時的に麻痺して かゆみが治ったように感じるだけ」 等々。

これも実施するときは火傷をしないように自己責任でお願いします。

 

まれにですがハチと同様にアブにさされるとアナフィラキシーショックを起こすこともあるそうです。

 

 

 

 

 

 

テンカラ釣行

 

 

 

 

 

イヨシロオビアブ(以下オロ)が発生している時の釣行は 自宅で完全に釣行する準備をしておく(服装・足回り・釣り道具)、シートカバーを付けておく、車止ではバックパックを取り出したら即出発です。

自動車の熱や排ガスに集まってくるので この状態で準備をしていたら 何カ所刺されるか分かりません。

 

今回のテンカラ釣行した渓は大きく上流部と源流部に分かれます 源流部へは別ルートで入渓できますが、今回は上流部を釣行しました、源流部の入渓点まで釣り上げるか ツ抜け(10匹)した時点で納竿する予定で5時過ぎに車止を出発しました。

 

車からでた瞬間からモーレツな数のオロの襲撃を受けます、車止には新しいタイヤの跡は有りましたが、遡行中の巻き道に新しい踏み跡も無く しばらくは釣り人が入っていないようでした(モーレツな数のオロで釣行を躊躇したようです)

 

1時間ほど遡行してから竿出しました、タックルはいつもの6:4調子のテンカラ竿3.6m、ライン4.5号フロロ、ハリス1.5号。

 

 

釣果:
毛バリへの反応は非常に良くて早々に「ツ抜け」しました。

尺岩魚はつれなかったけど 25cm前後が多くて 21~27cm 岩魚 10匹 、

21~24cmを3匹キープ、これ以外はC&R。

 

 

 

定番の瀬にいます

 

 

誰もが狙うポイントにもいます

 

この季節 岩魚は散らばっているので 小さな支流も攻めます

 

小さなポイントにもいます

 

 

岩魚が丸見え

 

 

三種類毛バリを使いましたが 岩魚はどれにも食ってきました(色関係無し)

 

 

風が通る場所以外 オロが非常に多くて閉口します。

特に 岩に登って突破する時や へつりの時 両手を使うので この時 顔刺されます。

 

岩魚は多かったので予定の場所まで行けばもっと釣れたと思いますが 無理しません、「ツ抜け」したので退散しました。(半分偵察釣行で行ったので)

 

車止に戻ったら バックパックを車に入れ即エンジンをかけてエアコンを最大にします、この間数十匹のオロが車内に入ってきますが 無視してそのまま出発します(車内で刺されることはまず有りません)、このため濡れた服装でも良いようにシートカバーを付けておきます、しばらく走行した後 ウインドウを全部開けると ある程度オロが逃げます またウインドウを閉めて 車内の温度を下げます(林道走行中はオロに気を取られて運転ミスしないように注意)、オロがいないところに到着したら(エンジンを暫くかけていてもオロが集まらない場所) ウインドウとドアを全開してオロを出して(低温で動きが鈍くなっているオロはつまみ出す) 着替えをします。

釣り人に必要なのは「ど根性」だけです。

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Comments / Trackbacks

  • Comments ( 2 )
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  1. 素晴らしい記事です。臨場感があり、かつ詳細でわかりやすく非常に勉強になりました。
    しっかりと対策をして、今後の渓流釣りライフを楽しみたいと思います。

    • 渓流釣りには 虫は付き物なので 黒色以外の帽子・長袖・長ズボンが私の標準、 8月はこれにオロ対策として生地を厚めにするくらいです、遡行しながらの釣りは機動性の方を重視しています。

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